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【言葉を知らない子供たち】でも、きっと責任の大半は・・・

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生徒たちと授業やその前後の時間に話をしてると、

 

「え?それ知らないの?」

 

ってなる瞬間が、そこそこ頻繁にある。

 

 

たとえば、いつぞやのブログにも書いたけど、

 

ドラマ「北の国から」を知らなかったり、とかね。

 

 

まあ、こんなものは「ジェネレーションギャップ」の一言で笑って片付けられるのだけど、

 

昨日の授業では、ちょっと驚いた。

 

と当時に、心配になった。

 

 

 

僕:(その前からの雑談の流れで)「猿もおだてりゃ木に登る」って言葉もあるじゃん?

 

生徒:???

 

僕:え??

 

生徒:ん????

 

僕:もしかして、この言葉、知らない?

 

生徒:はい。

 

僕:(全員に向かって)この言葉、聞いたことある人~?

 

生徒:(シーン)

 

僕:マジか!?(撃沈)

 

 

 

こんなことがあったわけですよ。

 

知ってる子が一人くらいいてくれてもいいと思ったんだけど、

 

誰一人として知らなかったことは、本当に衝撃だった。

 

 

その後、「自分が間違ってるのか」と不安になって、

 

その場にあったiPadを使ってネットで調べてしまったくらいだ。

(よかった。合ってた。ちゃんとした正しいことわざだった。。。)

 

 

今の子たちは言葉を知らないなって前からずっと危機感を感じていたけれど、

 

それを改めて、まざまざと見せつけられた瞬間だ。

 

 

たまたま、「猿もおだてりゃ~」のことわざだったけど、

 

一事が万事。

 

これは、「たまたまでしょ」と楽観視すべきではないことだ。

 

 

 

言葉を知らない子供たち。

 

でも、責任の大半は、きっと大人にある。

 

大人が、ちゃんと言葉を使って子どもと話してないんだよね、きっと。

 

言葉のキャッチボールをちゃんと出来てないんだよね、きっと。

 

 

だから、せめてここでの授業では、

 

いろいろな言葉を生徒たちに投げかけて(投げつけて?)やろう。

 

 

そのように誓った、昨日の出来事でした。