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【塾講師のお仕事】授業も大事だけど、それより大事なことがある

 

塾の仕事というと、どんなことを想像するだろうか。

 

 

 

黒板やホワイトボードの前で授業を行う。時にパワポのスライドなんかも使いながら。

 

 

個別指導の場合は、生徒の隣で教える。

 

 

こんな感じだろうか。

 

 

 

もちろんこれは、塾の仕事の中の重要な部分だし、

 

塾の仕事の屋台骨と言ってもいい。

 

 

 

しかし、塾の仕事はそれだけではない。

 

授業が重要であるのは当たり前のことだが、

 

それは「手段」であって「目的」ではない。

 

 

では、塾の仕事の「目的」とは何か?

 

 

成績向上? 第一志望校合格?

 

 

それももちろんあるだろう。

 

 

しかし、それだって通過点の一つに過ぎない。

 

 

塾の仕事の目的は、子供たちの「自学力」を高めることにある。

 

 

自ら学んでいく力。

 

 

これは子供たちが社会に出たときに最も必要となる力。

 

さらにこれからの時代、その重要性は今まで以上に高まっていくにちがいない。

 

 

その力を身につけることこそが、塾の仕事の目的。

 

自分はそう考えている。

 

 

全てはこの目的のために行っていること。

 

 

授業は、子供たちを「勉強」の世界にグイっと引き込むための、大事な「初めの一歩」。

 

ここで失敗すると子供たちの勉強人生を大きく狂わせてしまうかもしれない。

 

だから失敗は許されない。それくらいの覚悟でいつも臨んでる。

 

 

しかし、いくら授業が良くてもそれで成績が上がるわけではない。

 

大事なのは、授業のその後。

 

そこまでをしっかりフォローしていかないと、成績は上がっていかないし、

 

「自学力」を身につけるなど程遠い話だ。

 

 

自学力を身につけさせて社会に送り出す。

 

そのために、自分もまだまだ、まだまだ、研鑽と努力が必要だ。