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【楽しむが勝ち】明日は英検二次試験

 

明日は英検の二次試験、スピーキングテストの日だ。

 

春日部アカデミーでもそれに向けて、先週から今週にかけて、一次試験に合格した子たちを対象に二次試験の対策を行った。

 

 

 

といっても、予想問題や過去問を使って一通り練習するだけなんだけどね。

 

 

初めて「英検二次試験」なるものを受ける子に対しては、

 

全体の流れやどんな問題が出されるかを一通り説明するけど、

 

そうじゃない子に対しては、それすらもやらない。

 

面接カードを渡して実際の試験と同じようにやるだけ。

 

 

 

そもそも、一次試験をパスした時点で「知識はあるね」ということは証明されているので、

 

あとは、それをいかに「スピーキング」という環境の中で発揮できるか。

 

それだけなんだ。

 

 

その時に必要なのは、「慣れ」と「度胸」。

 

色々とテクニック的なことを詰め込んでも、あまり意味が無い。

 

 

だって、たった数分間とはいえ、英語のみでトークをする、

 

「NO JAPANESE.  ENGLISH ONLY」の環境って、

 

きわめて非日常の正解だから、緊張しないわけがない。

 

程度の違いはあれ、絶対に緊張するんだ。

 

 

そんな中で、細かいテクニックなんぞはほぼ役に立たず、

 

「慣れ」と「度胸」が最も強力な武器となる。

 

 

それを、対策練習で少しでも身につけてもらおう、

 

というのが、二次試験対策をやる最大の目的だ。

 

 

 

その点、普段から「オレコ」で英語でのトークに慣れている子は、やはり強い。

 

練習してても、その差は歴然と表れてる。

 

やっぱり、経験を積み上げてきてる子は違う。こういうところにもそれが顕著に表れるんだな、といつも思う。

 

 

 

少し話がそれたので元に戻すと、

 

二次試験で唯一注意しなくてはいけないことは、「長く沈黙状態を続けてしまうこと」。

 

これが最も良くない。

 

 

よくある失敗パターンは、

 

相手(面接官)が質問した内容がよく聞き取れなくて、

 

それでも何とか答えを見つけ出そうと頑張って、

 

でも、聞かれてる内容が分からないから、そもそもそんなことができるわけが無くて・・。

 

なんて状態のまま、ただ無言の時間だけがむなしく過ぎ去っていく、

 

というもの。

 

 

だから、もし聞かれたことがよく分からなかったら、

 

Once more, please. か、 More slowly, please. と言って聞き返す。

 

これだけはしっかりと叩き込んでおく。

 

 

これさえできれば、あとは、

 

多少文法のミスがあっても、単語の読み間違いがあっても、大丈夫。

 

聞かれたことに答える時も、別に文の形でなくとも単語だけで全然OK。

 

「言い間違えたな」って思ったら言い直しても全然良い。

 

 

 

だって、普段の日本での会話でも、こういうことを普通にやるでしょ?

 

それよりも、長い間何も言わず、ただただ沈黙が続くだけ、という方が、よっぽどまずい。

 

 

英検の二次試験は、それと一緒なんだ。

 

 

 

だから、英検二次試験は「面接官と楽しくトーク♪」くらいな感覚で臨むのが、

 

むしろちょうどいいかもしれないね。

 

 

 

知識はしっかりと身についているんだから、

 

明日の二次試験は、ぜひそうやって楽しんできてほしい。