3月から始まった新高1生のコース。
既に1ヶ月が経過した。
英文法を例にとると、進みが速い子は
「文の構造(文型) → 時制 → 助動詞」と進み、
受動態まで進んでる。
この調子で進んでいくと、遅くとも秋くらいまでは
英文法の学習は全て終了するだろう。
他の子たちも、「時制」までは終了している。
うん、なかなか良いペース。
ただ、そうは言っても、
内容のほとんどは中学内容の復習で、
新しいことは、それにちょこんと、ほんの少し乗っかるだけ。
実際に生徒たちも、それを肌で実感してるだろう。
たとえば、
「過去完了」や「未来完了」は、「現在完了」の過去版、または未来版。
今までは「現在」だったのが、過去や未来に移動しただけ。
あとは何も変わらない。
だから、現在完了の知識がしっかりと身についていれば、
秒で理解できてしまう。
助動詞を例にとっても、
used toやought toなど、新しい表現(厳密には助動詞ではなく助動詞「的な」表現)や、
「can’t=はずがない」等の新たな意味もほんの少し出てくるけど、
ほとんどは中学内容の復習。
高校で初めて出てくる「助動詞+完了形(have+過去分詞)」の表現だって、
「完了形が過去を向いているイメージ」というのは現在完了の時に既にやってることだし、
そこに、「must=ちがいない」、「may=かもしれない」などの
それぞれの助動詞の意味が足されるだけの話。
特に新しいことは無い。
この後も、勉強が進めば進むほど、
「これって中学校の時にやったアレね」ということに
数多く出会っていくことになる。
だから、いつも言ってるように、
勉強はやればやるほど楽になっていくものなのよ。
いま中学生の皆、そして、これから中学生になる皆も、
今のうちに基礎はしっかりと固めておいてほしい。
やればやるほど、楽になっていくからね。