春日部の塾|春日部アカデミー通信

春日部の塾「春日部アカデミー」塾長が、小中高一貫指導で普通の成績から難関大学を目指す学び方を発信。英語を武器にする方法や、勉強の本質的な心構えをお届けします。

【暗記が苦手な人へ】無理に「覚えよう」と思わないで!

 

たとえば、今、目の前に英単語が50個あるとしよう。

 

あなたはこれを絶対に覚えなくてはいけない。

 

 

英語が好きな人、英語が得意な人なら、どうってことないかもしれないね。

 

 

でも、あなたは英語が苦手で嫌い。

 

 

 

さあ、どうする?

 

 

 

土台の基礎がしっかりと固まっていれば、覚えるのは少し楽かもしれない。

 

でも、そんなこと急に言われたって、すぐに身につくものではないし・・。

 

 

 

本当にどうしよう。

 

悩むよね・・・。

 

 

 

そんな時、「ここは潔くあきらめる!」というのも一つの方法かもしれないけど、

 

それもなんか、悔しくないか?

 

だって、やれば出来るかもしれないし、

 

というか、やる前から「出来ない」と決めつけるのは、順番が違うよ。

 

 

とことんやってみて、ガチでやってみて、その結果で判断しても遅くない。

 

 

 

じゃあ、どうするかって?

 

 

それはね、

 

 

 

「覚えよう、暗記しよう、という気持ちを一旦捨てること」だ。

 

 

別に覚えようとしなくてもいい。

 

そのかわり、

 

毎日触れること。毎日毎日必ず目にして、声に出して読んでみよう。

 

そうやって、「触れて離れて」を何度も繰り返す。

 

 

そうするとそのうち勝手に脳が覚えてくれるから。

 

 

ちょっと時間はかかるけど、これは意外と確実な方法。

 

 

 

そもそも脳は、嫌な情報を排除したがる。

 

これは多分、本能的に「こいつは敵だ!やられる!食われる!」って思うんだろうね。

 

だから、無理に「覚えよう」としても、脳がそれを拒否し続ける。

 

 

でも、脳はかなり単純なところもあるから、

 

何度も「触れて離れて」を繰り返していくうちに、

 

「あれ?こいつはもしや、敵ではない?食われない?」ってなって、

 

最後には、「な~んだ、味方じゃん。全然安心できるやつじゃん」ってなる。

 

 

そうなったら、「受け入れ拒否」から一転、「エブリデイ・ウェルカム!」の状態になるから、

 

覚えるのも楽になってくる。

 

 

 

一日や二日で出来るようなものではなく、それこそ月単位の時間がかかるものだけど、

 

一度、心を無にして、「嫌いだな~、嫌だな~」っていう感情にも一旦フタをして、

 

ぜひ試してみてほしい。