偏差値も大切だけど、それよりも、
実際にその学校に足を運び、「その学校の仲間になりたい」と思えるかどうか
これ、自分が行きたい学校を選ぶ時に、とても重要なポイントだと思う。
最も重要だと言ってもいい。
今日この言葉を聞いて、今まで自分の中でぼんやりと渦巻いてたものが瞬時に言語化され、
ストンと心に落ちてきた。
しかも、これを言ったのが中2の子だから驚きだ。
今日はそこの塾対象説明会に行ってきた。
ここは毎回必ず生徒何名かに発表させるんだけど、
その中の一人が言ってたのが、上に書いた言葉。
自分的に、説明会全体を通して一番心に刺さった言葉だ。
仕事柄、色々な学校の説明会に行ってるけど、
この学校は、良い意味で異質。
変に着飾るようなことは一切言わず、等身大の姿をありのままに話してくれる。
埼玉の僻地にあって生徒がなかなか集まらない、とか、
人数が少ないから部活も満足に出来ないことが多い、とか。
他にも、
慶応大学など上位校への合格者もいるが、生徒全体の平均的な学力は日東駒専を少し下回る程度、とか、
医学部に行きたいと思ってる生徒に対して色々な話をするが、最初は30名くらい集まっても、そこで「それがいかに大変なことか(医学部合格のための勉強だけでなく、医者という職業が)」ということを話し続けていったら、最終的に5~6人しか残らなかった、とか。
こういった、言ってみれば「恥部」ともいえる部分も赤裸々に話してくれるから、逆にとても信用できる。
だから、良い部分の話も純粋に「いいな」と思って聞ける。
いくつか例を挙げると、
・ITシステムの活用はめちゃくちゃ進んでる(2代目の校長がITの専門家)
・探究学習や探究活動に力を入れており、生徒が「やりたい」と言ったことには学校総出でとことん取り組む。その活動が全国放送のテレビで放映されたこともある。
・たとえば医学部志望者とか、人数がどんなに少なくてもちゃんと1つのコースとして設立させる
とか、他にも良いなと思うポイントが色々あるけれど、
自分が一番共感できるのは、とことん「生徒ファースト」だっていうところ。
たとえば上に書いた3つめもそうだけど、
生徒のためなら採算度外視でとことん最後まで寄り添うところ。
全て「生徒の利益」のために動いてるというところ。
ここまで徹底してるところは、おそらく他には無いと思う。
それだけ、この学校は突き抜けている。
何か、開智未来の宣伝みたいになってしまったけど、
埼玉県の私立高校で、ここは本当にお勧めだ。
春日部からだとちょっと距離が遠いのと、ランクもちょっと高めではあるんだけれど、
受ける受けないにかかわらず、説明会だけはぜひ一度行ってみてほしい。
たぶん、モチベーションも上がるんじゃないかと思う。
生徒は勉強に対して。保護者は子育てに対して。
本当に、この学校のやり方を見ていると、
「教師たるもの、こうでなくてはいけない」と、いつも心が洗われるような気持ちになる。
初心に帰らせてくれる、と言ってもいいかな。
学校と塾とでは置かれてる環境が違うけど、根本的な部分は一緒だから。