少し前の話だけど、
あるドラマの中で主人公が言い放ったセリフが、今でも強く印象に残ってる。
「数字は嘘をつかないけれど、噓つきは数字を使う。」
という言葉。
自分が過去にこれで失敗した、ということもあるのかもしれないけど、
心に深く突き刺さった。
この業界でも、数字をインパクトのある宣伝アイテムとして使うことが多々ある。
合格実績なんか、その最たるものかな。
誤解を防ぐために言っておくけど、
彼らが嘘をついている、ということではない。
ただ、それを受け取ったこちら側は、
その裏にある真実をちゃんと見極める力、嗅覚を養っておかないといけないと思う。
昨今とてもよく耳にする「情報リテラシー」ってやつだね。
何回かしか話したことがない人、ましてや顔も見たことがない人の話なんて、
たやすく鵜呑みにするな、ということよ。
これからまた、学校説明会なんかが始まる季節。
そこで出てくる数字に、たやすく惑わされないでね。