本題に入る前に、気づいている方もいらっしゃると思うが、
ちょっと前から、ブログのトップページにある記事のタイトル画像(「アイキャッチ」というらしい)を変えた。
というか、利用してる「はてなブログ」が自動的に作ってくれるものにした。
それまではずっと、毎回記事ごとにパワポで作ってたんだけど、
いちいち作るのも時間がもったいないので、はてなブログさんに丸投げ(笑)
ま、これも時短の一環だ。
さて、本題。
他塾さんのHPなどを見てると、たまに、
「科学的根拠に基づいた指導」とか、「こういうやり方には科学的根拠がない」という言葉を目にする。
あとは、最近流行の「エビデンス」という言葉とかね。
こういう言葉は、無駄に説得力が高い。
自分が詳しくない分野の場合は、特にそう。
けれど自分は、こういう言葉を100%鵜呑みにしないようにしている。
むしろ「警戒している」と言った方がいいかもしれない。
意外とこういう場合の「科学的根拠」って、
まず最初に自分の信念や考え方みたいなものがあって、
それを裏付けるための根拠として後からくっつけるというケースが多い、
というのが、50年あまり生きてきた人生経験から分かってきたこと。
それに、その科学的根拠も絶対的なものではなく、
その逆を裏付けるデータも探せば必ず出てくる。
さらに言うと、その根拠は、まあ大多数の人はそうなんだろうけれど、
自分にカッチリ当てはまるものかどうかは別問題。
だって、そのリサーチの中に自分のデータは入ってないからね。
結局、「科学的根拠」というのは単なる付録的なものに過ぎなくて、
その子にとっての最適解は、その子のことをずっと見てきた人じゃないと分からない、
と思うんだけど、どうだろう。