集中力がない。集中力が続かない。
こう思ってる人、きっと少なくないよね。
集中力というのは、
他のことは一切考えず、目の前のことだけに没頭できる力のこと。
だから、自分が興味や関心があることなら自然と集中力が発揮できる。
自分には集中力がないと思ってる人でも、
興味や関心があることをやっていると時間が経つのが速い、
という経験があるのでは?
今、「そういえば、あるな」と思った人、
それは、あなたがそのことに「集中している」ということ。
つまり、あなたにも集中力は普通に備わっている。
ただ、目の前で自分が取り組んでることに興味や関心が持てなくて、
長続きしないだけ。
たとえば、勉強、とかね。
だからまず、勉強に対する考え方を変えてみようか。
最初から「面白くない、つまらない」と決めつけるのではなく、
「ふーん、なるほどねぇ」とか思いながら前に進んでいく。
そうしていくうちに少しずつ、
「面白い」と思えるものに遭遇することができるから。
一度にそれを全部オ覚えようなんて、しなくてもいいよ。
それをしようとすると、勉強は一気につまらなくなるからね。
ただ、これはどちらかというと
理想論、キレイ事であるかもしれない。
最初からこれが出来てたら苦労はしない。
それは分かってるけど、それがなかなか出来ないから苦労してる。
そうは問屋が、なかなか卸さない。
そうだよね、うん、知ってる。
そういう時は、最初は強硬手段でいこう。
嫌なことでも集中しなくてはいけない環境に、
強制的に身を置く。
強制的にその環境に身を置いてると、
人間は少しずつその環境に順応していく。
その順応力は大人よりも子供の方が著しく高い。
そうやって、環境によって強制的に集中力を鍛えていくことによって、
徐々に集中力が身についていく。
これは、過去の春アカ生だけにとどまらず
自分が見てきた数多くの生徒たちが実際に証明してくれている。
最初に書いた理想論的なアプローチが「飴」ならば、
こっちのアプローチは「ムチ」。
この飴とムチを上手く使い、その相互作用で集中力を高めていく。
結局これが、一番現実的だ。
そして、ムチの環境は自宅以外の場所が良い。
自宅だと気持ちが落ち着きすぎてしまってうまくない。
最適な環境は、やはり「塾」でしょ。