成果の出る勉強法と成果の出ない勉強法

 

こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。

昨日は中1・中2生向けに「学年末テスト対策勉強会」を実施しました。

入試の際にも重要な資料となる「学年評定」に大きな影響を与えるテストなので、

対策をしっかり行い、万全の準備でテストに臨ませてあげなくてはいけません。

 

勉強会では、分からない問題の解説ももちろん行いますが、

それ以上に重視しているのが「勉強法の指導」です。

テスト勉強の目的は「テストで1点でも多く取ること」なので、

そのための勉強法を伝え、実践してもらっています。

 

どのような内容かというと、

1つめは「丸付けをこまめに行う」です。

自分が出した答えが合っているかどうかをこまめにチェックすることはとても大切です。

それをせずにただワークや問題集の問題を解き進めていくだけだと、

いつの間にか、ワークや問題集を終わらせることが最終目的にすり替わってしまいます。

最終目的は「テストで1点でも多く取ること」であって、ワークや問題集はそのための手段です。

 

また、自分の弱点に気付かないまま進んでしまったり、

問題を解くことが「ただの作業」になってしまう可能性もあります。

そうなってしまうと力を付けることが出来づらくなり、テストの結果につなげることができません。

 

2つめは「ミスした問題を必ずもう一度自力で解く」です。

これは前回のブログにも書きましたが、

間違えた問題に赤で×印を付けさせておき、それをもう一度(何も見ずに)解く、というものです。

そこでもし分からなかったら質問で解決、2回目も間違えてしまったら出来るようになるまで何度も解きます。

ケアレスミスでも同じです。

そもそも「ケアレスミス」というのは厳密には存在せず、

「綴りを間違えてしまったミス」、「途中のたし算で間違えてしまったミス」等、その種類は様々です。

それを「ケアレスミス」の一言で済まさず、何を間違えてしまったかをはっきりさせておくこと、

そして、そのようなミスを自分はしてしまいやすいから本番でもそれに注意をすること。

このようにすることで、ケアレスミスも減っていきます。

 

生徒達を見ていると、この2つがしっかりと出来ていない子も少なくありません。

きっと好きなことも我慢しながらテスト勉強に取り組んでいると思うので、

ぜひこの2つを実践して、テストで良い思いをしてもらいたいと思います。

 

 

 

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今回は、テスト勉強に励んでいる皆さんに伝えてあげたい表現です。

 

Hard work always pays off.

(努力は必ず報われる。)

 

主語の「努力」はeffortという単語でも良いですが、hard workの方が一生懸命やっている姿がより鮮明に目に浮かんでくるような気がします。

「報われる」はpay off。payは「支払う」という意味ですが、たまに日本語でも「報われる」という意味合いで「ペイする」とも言いますね。

 

努力は必ず報われます。そこでより多くの報いが得られるよう、やり方にも工夫を加えていきましょう。

それでは、次回もお楽しみに!