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【(たぶん)初披露】福地が塾講師になった理由

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ふと思い立ち、自分がこの世界に入ったきっかけや理由を書いていこうと思う。

 

 

自分が初めて塾講師として働き始めたのは、大学1年生。季節は秋だったと記憶している。

 

どうやら、ちょうどその少し前に5つ下の妹が近くの塾に行き始めたらしかった。

 

詳しいことは知らないが、成績の伸び悩みを感じていたのだろう。

 

その塾は大手ではなく個人塾。しかし、当時その市において生徒数・合格実績ともにナンバーワンだった。

 

実は数年前にその塾は撤退したらしい。まさに諸行無常、栄枯盛衰だ。

 

 

話が少しそれたので元に戻すと、

 

妹が通ってた塾から声がかかったのが、最初にこの業界に足を踏み入れたきっかけである。

 

妹が自分のことをそこの塾長に話したのだろう。

 

 

ただ、最初はその話を聞いても、全く興味が無かった。そう、「全く」だ。

 

そもそも自分自身が塾などに通っていなかったので、

 

自分の人生に「塾」など無縁だと思っていたのである。

 

自分が塾で教える仕事をするなんて、当時はこれっぽっちも思っていなかった。想像もできなかった。

 

そもそも、自分は塾に対して否定派だった。

 

「塾に行くなんて、しょうもなっ!」とか、今にして思えば生意気キワまりないことを考えていた少年だったのだ。

 

 

しかし、何度が声がかかるうちに、「そこまで言うなら、まあ一度話を聞くだけでも」など、これまた生意気の極みの態度でその塾を訪れ、そこで実際の授業を見せてもらった時に、考え方、いや人生が180度変わった。

 

 

 

面白かったのだ。

授業が、めちゃくちゃ面白かったのだ。

 

 

 

どういう内容だったかは忘れてしまったけど、面白さに衝撃を受けたことは今でも覚えてる。

 

 

自分がそれまで抱いていた「塾」に対するイメージが、その瞬間に全て崩壊した。

 

 

そして、何度か見させていただいてるうちに「自分でも少しやってみないか?」と言われ、

 

はじめて生徒の前で授業をした。

 

その時の授業は、中2のクラス。内容は「受動態」。これは今でもよく覚えてる。

 

 

その時の授業は、おそらくド下手な授業だったと思うが(ほとんど素人同然なのでしかたない)、

 

その時もこう思った。

 

 

 

授業をするのって、めっちゃ面白いじゃん。

 

 

 

そしてその瞬間、自分の人生が決まった。

 

あの時こそ、それまで塾とは全く無縁で、しかも塾を否定視していた自分が、「塾人」としての人生を歩み始めた瞬間である。

 

 

実際、英語はずっと得意科目で来ていて、将来も「英語が生かせる仕事がしたいな~」と漠然と考えながら大学に入ったのだが、

 

まさかこういう形で生かすことになろうとは夢にも思っていなかった。

 

 

 

その後、大学卒業後もそのままその塾に正社員として入社。

 

本格的に、塾人としての人生を歩み始めることになる。

 

 

まあ、その後も本当に色々なことがあって、ここに書けないことも含めて本当に多くの経験をして今に至るのだけど、

 

それはまた少しずつ、この場で披露していこうと思う。