さっきのブログで、数Aのテストで満点を取った高1生のことを書いた。
まず、誤解のないように言っておくけど、
「満点は良くて、その他は良くない」ということでは、決してない。
テストの難易度によっても変わってくるけど、80点や90点だってスゴいことだし、
何より、前回の点数よりも上がっていたら、
もしくは、準備期間も含めて最大限の努力で臨んだ結果なら、
たとえそれが何点であっても、とても素晴らしいこと、称賛に値することだ。
努力に勝るものなんて無い。
だから、日々の努力をどれだけ積み上げられたかが大事だし、
それが最も重要であることは間違いない。
けれど、「満点」には、それとはまた違う価値がある、ということ。
たとえて言うならそれは、ノーヒットノーランの完全勝利。
中学校や高校の定期テストではそれがどんなに難しいことか、想像に難くないだろう。
それをやってのけるには、日々の努力はもちろんのこと、
本番での集中力もきわめて重要なこと。
もしかしたら運もあるのかもしれないけど、
その「運」だって、努力をしない人には巡ってこない。
だからこそ、それをやってのけたということには、努力とはまた別の価値があるんだ。
これから先も満点を取っていくのは、きっと至難の業だろう。
もしそれが出来たら、それはもう「神」の領域だ。
けれど、そこに至るまで積み上げてきた努力は、これからもずっと継続していってほしい。