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大学入試改革って結局何だったの?

 

こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。

夏期講習が始まり、ほぼ一日授業の日々が続いてます。ブログを書く時間がない!💦

今日はこの時間、たまたま授業が入ってないので

「ぜひこれはお伝えしたい!」ということを、急いで書いてます。

 

というわけで、早速本題です。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、

7/30(金)に萩生田文科大臣が、
「大学入学共通テストにおける英語民間試験の活用と記述問題の導入を正式に断念する」と発表しました。

 

数年前にスタートした大学入試改革の目玉だったはずの2つが、

どちらも中止になりました。

つまり、「1周回って元に戻った」ということですね。

変更点は、リスニングのウエイトが高まったことぐらいでしょうか。

筆記問題の方は、今年の1月に行われた第1回の共通テストでは文法問題が姿を消しましたが、これについては今後どうなるか分かりません。復活する可能性もあると思います。

 

あんなに騒がれた割には、結局元に戻った今回の大学入試改革。いったい何だったんだろうという感じもしますが、「当然の帰結だろう」という思いも同時にあります。

そもそも、英語民間試験も記述問題も導入には無理がありました。これは多くの有識者の方も言っておられます。

まず英語民間試験の方は、地域格差や経済格差の問題があります。入試は学力のみで判断されるべきものです。住んでいる地域や経済力の違いで有利不利が生じてしまうのは、あってはならないことでしょう。

そもそも民間試験の導入に至った背景には、「4技能(読む・聞く・話す・書く)を全てバランスよく測定する」ということがあったのですが、入試において、全員にスピーキング(話す)の試験を一律に課す必要性があるのだろうか、という議論もありました。

 

そして記述問題の方は、あれだけの受験者数の答案を全て同じ基準で採点するのは相当難しいことです。ほぼ困難と言ってもいいかもしれません。

 

 

こうして見ると、この一連の大学入試改革騒動は何だったのだろうと思ってしまいますね。

結局、大きな変化は何もありません。

 

ただ、そうは言っても、問題の内容自体はこれからも変化し続けていくでしょう。それは大学入試に限らず、高校入試でも言えることです。

 

その変化に対応していくために最も重要なことは、

「基礎力をしっかりと固めておくこと」。

これしかありません。

 

何をやる時も、基礎がしっかり出来ているかどうかはその後の成長を大きく左右します。

そしてその「基礎」は、中学校の教科書にギュッと凝縮されています。

特に英語はその傾向が高いです。

幸いにも(←あえてこう言わせてもらいます)、今年から教科書の分量が増えたので、

中学校の教科書の内容をしっかりと身につけられれば、それだけで相当高い基礎力が身につきます。

 

なので私が声を大にして言いたいのは、

「中学校の内容をしっかりと身につけましょう!」ということです。

文法の問題演習や英単語の暗記にきちんと時間を割いて、

考えなくてもすぐに正しい答えが出せるようにしておくこと。

この状態を目指しましょう。

 

大学入試改革の話から少しずれてしまいましたが、

結局これからの時代に重要なのは、

「目先の変化に振り回されずに、逆にどんな変化にも対応できるようにするために、基礎力をしっかりと身につけておくこと」なのだと思います。

私も改めてこのことをしっかりと肝に銘じて、授業に取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

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今回は、基礎英語シリーズに出てきた面白い表現を紹介します。

 

Are you a night owl or an early bird?

(君は夜型人間?それとも朝型人間?)

 

私は、仕事柄と言うこともありますが、典型的な夜型人間です。

それを英語で言うと「night owl(夜のフクロウ)」となります。フクロウはまさに夜のイメージですね。

それに対して、朝型人間は「early bird(朝早い小鳥)」と言います。夜が明ける頃の鳥のさえずりが聞こえてきそうですね。

皆さんは、night owlですか?それとも、early birdですか?