私と英語

 

こんにちは。講師のEです。

 

今回は私が英語を好きになったきっかけについて話していこうと思います。

 

私はもともと英語が苦手でした。中学1年生の頃はbとdをよく書き間違えたり、発音もめちゃくちゃで、定期テストでも平均点ギリギリ行くか行かないかのレベルでした。

 

この状況はまずいと思い、塾に通い始めました。

その塾というのが、まさに『春日部アカデミー』です。

中学2年生になる直前に入り、塾長に授業を見てもらっていました。

 

初めの1年間はとても大変だったと思います。

3単元のsは分からない、代名詞の表(I,my,me,mineなど)が分からない。

基礎の基の字も理解していませんでした。

しかし、根気強く塾長が見てくれたおかげで、3年生になり、ようやく学校の授業が理解できるレベルになり、定期テストでも80点以上取ることが出来るようになりました。

北辰テストでも唯一安定して高い偏差値を取ることが出来ていました。(当時は高いと思っていましたが、今見て見ると本当に大したことないです(笑))

 

高校入試でも、数学と国語が絶望的に悪かったのですが、英語が高得点を取れていたので、ギリギリ第一志望校に入れたのだと思います。

 

高校では、入学後の最初の定期テストで文法問題で満点を取ってしまい、おまけに先生がみんなの前でそれを発表してくれました・・・

周りからは、『英語ができるやつ』と思われてしまい、悪い点を取ってまわりの友達から失望されたくないので、

それ以降のテストでは英語だけは特に集中してテスト勉強に励んでいました。そのおかげで、3年間、英語の順位だけは学年10位以内を毎回取れていました。

 

高校2年生までは英語が多少できるというだけで、正直得意でも好きでもなかったです。塾でも他の生徒が自分よりも英語が出来ていたので、劣等感のほうが大きかったです。

 

そんな高校生活を送っている中で転機となったのは、英検2級に合格した時だったと思います。その頃私は「英語が得意なんだ!」と思うようになりました。

 

そして、この時をきっかけに「英語の勉強を頑張ろう」と思い始めました。

 

まず、志望大学は外国語学部に絞り、留学制度の充実している大学にしました。

第一志望にしていた大学が指定校推薦の枠があったので、早々に進路を決め、残りの高校生活は母の手伝いを兼ねて塾でアルバイトすることを決めました。

 

講師になりたての頃は、ある程度英語ができるだけで、大した知識も無かったので、他の先生よりも圧倒的に知識不足でここでも劣等感を抱いていました。

 

私は負けず嫌いなので、他の先生に負けないように英語の勉強を始めました。

 

他の先生に知識が追いついてきたと実感できるようになった頃には、生徒の成績も上がるようになりました。

『私の得た知識で生徒の成績を上げることができるんだ』と確信し、とてもうれしい気持ちになりました。

そうするともっと英語が勉強したい、もっと教えたいと思うようになりました。

 

この時初めて、「英語が得意なんだ」から『英語が好きなんだ』と変わったことに気づきました。

私が英語が好きになったきっかけは、お世話になった塾長と、教えてきた生徒のお陰だということです。

 

皆さんも、いつどんなことがきっかけで英語が『得意』、『好き』だと自覚するかはわかりませんが、続けていけばそれに気づく時が来ると思います。

今は苦手、嫌いだと思っていても、諦めず続けてみてください。

諦めることは簡単ですが、続けることはとても大変です。

私も初めは英語が苦手で好きではありませんでした。

しかし、塾に出会い英語が出来るようになり、英語が好きになりました。

これは諦めていたら絶対に気づくことはなかったと思います。