春日部の塾、春日部アカデミーのブログ「春日部アカデミー通信」へようこそ!
3学期制の学校では、そろそろ2学期の中間テストだ。
春日部アカデミーでも、この時期の授業はテストに向けた内容になる。
ただ、何をどれくらいの濃さでやるかは、その子によって違う。
中には、わざわざやる必要は無いよね(普段からしっかりとやれてるので)、という子もいるし、
その子の現時点での学力や置かれてる状況によって様々だ。
ただ、中には、ごく少数だけどこういう子もいる。
テスト勉強をしたいからという理由で授業を休む子。
これ、気持ちはよく分かる。
テスト前にやることが多すぎて、塾に行く精神的な余裕も無いくらいに追い詰められているんでしょう。
しかし、実際のところ、思ったほどの効果が出ないのが事実。残念なことに。
仮に、ワンチャン、その時のテストでは望み通りの結果が出たとしても、
それは長続きしない。
30年この業界で色々な生徒を見てきた経験に基いて、これは確実にそう言える。
断言しよう。
このやり方を続けていると、どこかで必ず破綻します。
やるべき量が増えてきて追い付かなくなるからです。
それでも、中学生の間はもしかしたらそれで何とかやり過ごせるかもしれない。
しかし、高校生になったら科目数も一気に増え、確実に手が回らなくなる。
その時になって勉強法を変えようとしても、それは相当難しい。
数年にわたって体に染みついた勉強法は、そう簡単に修正することは出来ないのよ。
だから大切なことは、
高校生に比べるとまだ量が少ない中学生のうちに、
直前にため込んで集中的にやるというやり方から脱却しておくこと。
そのために必要なことは、
非テスト期間、つまり「テストはまだ先」という普段の時期から、
計画的かつ密度の濃い勉強を日々続けていくこと。
そうすれば、テストの前は自分の理解度や定着度の確認をして、
「ちょっとヤバいな」というところを再度学習し直し、
あとは反復練習。これだけで済む。
というか、テスト勉強って本来、そういうものだからね。
テスト前1週間になって焦って始めて、そこで何か新しいことを理解し習得しようとする。
実はその時点でもう「アウト!」なのよ。
テストはそんなに甘いもんじゃない。
結果を出す子は、普段からやっている。地道な努力を日々積み上げている。
そういう子たちは、テストに「追われる」のではなく、テストを「追ってる」感じかな。
え?「そんなの自分には無理!」だって?
そんなことはない、今日からその一歩を踏み出せばいいんだ。
時間は少々かかるよ?
でも、今日からその一歩を踏み出し、日々止まることなく進み続けていけば、
きっと出来るようになる。
だってこれは、全ての人に等しく平等に分け与えられている力なんだから。
あとは、その力を自分でどこまで磨いていけるか。
たったそれだけの違いだよ。