こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。
約1ヶ月前になりますが、文化祭を行った春日部高校や不動岡高校でコロナのクラスターが発生し、
学校閉鎖になったことがニュースになってました。
5月から色々な規制が撤廃・緩和され、ようやくコロナ前に戻ってきたという風潮の中、
当たり前ですが、ウィルスが消えたわけではないということを改めて実感させられました。
私が危惧してるのは、
今回のこのようなことを受け、今後開催を予定していた文化祭が中止の方向に傾いていかないか、ということです。
もちろん、背に腹は代えられない状況になってしまったらそれもしかたないことですが、
何年ぶりかの文化祭をきっと生徒たちも楽しみにいていたはず。
それが奪われてしまうような状況にはなってほしくないです。
また、文化祭はその高校の「リアル」を知るのに最適な場でもあります。
そこに通う生徒たちの真の姿を間近に見ることができます。
学校説明会などは、どうしても「よそ行き」のものになってしまいがち。
まだ自分たちのことを知らない人達へのPRの場なので、主催する高校側がそれを意識しなくとも、自ずとそうなってしまいます。
しかし文化祭は、通っている生徒たち自身が楽しむイベントです。そこに彼らの「リアル」を垣間見ることができます。
つまり、その高校のことを知るために文化祭は絶好の機会です。
教育方針や授業内容、卒業生の進路などのことは、学校説明会で話を聞き、
実際の校風、学校の雰囲気は文化祭で直に感じる。
これが、高校選びの際に重要なことです。