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【R07年度・4月北辰テスト(4/27実施)】福地的、問題の分析と講評<英語>

 

 

もう既に記憶のかなたに追いやられてる感が満載だが、

 

4/27に行われた今年度第1回目の中3生北辰テストの分析と講評。

 

最後の英語をここに記しておこう。

 

 

わかってる、「今さら?」ってことは。

 

でも、僕の趣味に付き合ってほしい。

 

 

全県平均が44.9点。今年もまた去年と同じような状況が繰り広げられるのか?

 

いったいどんな問題だったのだろうか。そんなに点数が取れない問題なんだろうか。

 

 

じっくり見ていくことにしよう。

 

 

 

【大問1】

 

リスニング。トータルの時間は13分9秒。いつもと変わらずだ。

 

問題の方を見てみても、どれも基本単語と文法が身についていれば特に難しい印象ではない。

 

むしろ、リスニングという問題の特性上、

 

文法が若干フワッとしていてもキーワードさえ聞き取れれば正解できる。

 

しいて言えば、リスニング問題に慣れているかどうかが勝負の分かれ目と言えるだろう。

 

 

 

【大問2】

 

問1と問2は基本単語。ここは全問正解でパスするべき。

 

問3は、「楽しそう」という日本語をどうやって英語に変換するか。ここで詰まってしまった受験生は案外多かったりして。あと、2文目の方も、実はかなり手強い問題だね。

ここは、もしかしたら正答率が低いかも。

 

 

 

【大問3】

 

短めの長文問題。

 

問1 話の流れをちゃんと終えてれば間違いようが無い。

 

問2 ちょっとハードだったかも。まずは、to不定詞が主語であることを見抜くことからだ。そして、それを比較級と組み合わせる。なかなか手の込んだ問題。

 

問3 話の流れが正しく追えてれば迷いようがないでしょう。

 

問4 どちらかと言うと、日本語の問題かな。この空欄の設置のしかたで正解を導き出すのは、英語の文法&単語力に加えて、日本語の力だ。

 

問5 正しく読み取れてれば秒殺だね。

 

 

 

【大問4】

 

長めの会話文。

 

全体的に言えることは、ただ一つ。

 

どの問題も「英文の読み取り力」が試されてるだけ。

 

つまり、正しく追えてれば実は迷わず解ける問題ばかり。

 

文法力と基礎単語がちゃんと身についてれば、難しさを感じさせる要素は実はほとんど無い。

 

大問3に比べると、難易度は雲泥の差と言っていいくらいかもしれない。

 

ただ、受験生にとって唯一にして最大の難点は「長いこと」だろう。

 

正しく読み、かつ速く読む力。これがモロに求められる問題だ。

 

 

 

【大問5】

 

問1と問2は、ごく普通の読解問題。難易度も高くない。

 

問3は「自分が売りたいもの」についてのライティングだけど、お題としては難しくないだろう。

「自分の持ち物の中で、もはや必要でないもの」という条件が一応書かれているが、こんなものは無視してOK。

別に、事実を書く必要はないのだから。フィクションで全然OKなのだから。

 

 

 

以上、英語はこんな感じ。

 

 

 

春アカ生の平均、「56.7点」。その背景にあるもの。

 

 

うむ、何となく見えてきた、

 

全県平均が44.9点の理由が。

 

そして、我が自慢の春アカ生たちの平均が56.7点の理由が。

 

 

要は、基礎英単語&熟語と英文法の知識がどれだけしっかりと身についているかが、まず大事なこと。

 

当たり前と言ってしまえばそれまでだが、

 

ここがユルイと何も出来ない。太刀打ちする術もない。

 

 

このあたり、春アカ生たちは、まだ不十分ではあるにしろ、固まりつつあるということが、

 

今回の塾内平均に表れている。

 

 

そして、それに加えて、「英語の文章を正しく速く読み取る力」である。

 

ここがまだ発展途上の段階である春アカ生たちなので、

 

56.7点にとどまっているのだろう。

 

お世話になってる知り合いの塾長先生の塾は、

 

余裕で60点を(いや、70点だったかな?)を超えているというのに。

 

 

ここが、春アカ生たちの今後の克服課題であることは言うまでもないな。

 

 

そのためにも、少しでも早く中学内容を終わらせなくてはいけない。

 

 

 

以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!