「言葉でちゃんと伝えられる」ってこと。
実は簡単なように見えて難しい部分もあるんだと思う。
苦手としてる子やあまり得意でない子も意外と多い。
そこで、大切な我が子が「言葉でちゃんと伝えらえる子」に育つために、
一つヒントになる話をしておきたい。
普段の会話でもよくあることだと思うけど、
「ああ、この子はおそらくこういうことを言いたいんだろうな」と
こちらが先回りして相手の気持ちを想像して理解すること。
さらに、それに基づいて
「つまり、こういうことが言いたいだよね?」
と、相手が「はい」か「いいえ」で答えられる質問を投げかけること。
これ自体は優しさや思いやりの現れでもあるので、
一概に悪いこととは言えないが、
いつもこればかりやってると、子どもの発言機会を奪ってしまうことにつながってしまう。
「はい」か「いいえ」で答えればいいだけだからね。
なので、そうなってしまうのを避けるためにぜひやってみてほしいのは、
「おそらくこういうことだろう」とこちらが思っても、
「え?それってどういうこと?」とか、
「ちゃんと言ってくれないと分からないな~」みたいな感じで言葉を返して、
子どもがちゃんと発言するように仕向けてあげること。
こうなると発言せざるを得なくなるからね。
そういう状況を意図的に作り出していくんだ。
もちろん、ちょっと冗談っぽくとかふざけ気味で言ってあげないと
逆に子供が委縮するので、そこは要注意。
ぜひ試してみてほしい。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!