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【競争をさせない中学校】「生きる力」が身につかないんじゃないかな

 

 

春日部アカデミーの近隣の中学校

 

来年度から定期テストの平均点を公表しないことにしたらしい。

 

 

へえー、時代に逆行してるなーって思ってたら、

 

その理由を知ってさらに驚愕。

 

「勉強の成績を人と比べることに意味はないから」

 

なんだって。

 

 

何やら「ウサギとカメ」の話を引き合いに出して論じてるんだけど、

 

ウサギの敗因は、自分の力を過信、つまり誤って評価してしまって手を抜いたことにあるんじゃないかな。

 

そして、カメの勝因は、たしかにコツコツと努力を続けたことが一番だけど、

 

それって「ウサギ」という競争相手がいたからなんじゃないかな。

 

 

 

人が進化や成長してきたのって、

 

「あの人に勝ちたい」っていう競争心が原動力になってるんじゃないのかな。

 

たぶん、歴史がそれを証明してるよね。

 

 

野生の世界ではもっとシビアだ。

 

「あの動物に勝ちたい」じゃなくて「勝たなくてはいけない」。

 

じゃないと食べられちゃうからね。

 

そうやって生物って進化してきたと思うんだよね。

 

 

 

よく「競争」は敵視されることが多いけど、

 

それは、競争自体が悪いのではなく、

 

「競争」というものに対する考え方が間違ってることに問題があるんじゃないかな。

 

 

端的に言えば、

 

「勝つこと」自体を目的にしてしまってるってことね。

 

勝つこと自体を目的にしてしまうと、それ以外のものが見えなくなってしまう。

 

手段も選ばなくなってしまう。

 

 

でも、本当に大切なのは、

 

勝利に至るまでのプロセス。

 

どのようにしたら勝てるのか。

 

それを試行錯誤しながら行動を重ねていくことによって人は成長していく。

 

もちろん子供たちだってそう。

 

 

それに、社会に出たら日々競争の連続なんだから、

 

それに正しく向き合える人間に育てていく義務が、

 

我々大人たち、特に子供の教育に携わってる人間たちにはあると思うんだ。

 

 

 

だから僕は「競争」には大賛成だし、

 

もっともっと子供たちに競争をさせていかなくてはいけないと思ってる。

 

 

そのための構想、僕の頭の中にはいっぱいあるからね。

 

少しずつ形にしていくから楽しみにしていてほしい。

 

 

 

ちなみに、この中学校に通っている我が自慢の春アカ生たちの反応は、

 

 ↓

 

 ↓

 

 ↓

 

「失笑」だ。

 

 

 

うむ。この子たちの方がよほどちゃんと理解してるよ。

 

世の中っていうものを。

 

 

 

以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!