よく、「成績を上げて将来の可能性を広げる」なんていう言葉を見たり聞いたりするけれど、
実は僕は、この言葉は本質を突いているようで、少し違和感を覚えてる。
もちろん、学校の成績が上がれば将来の可能性が広がることは間違いないと思う。
特に今の世の中、それは揺るぎのない事実だろう。
しかし、成績が上がれば、それだけで将来の可能性が広がるのか?
それはちょっと違うのではないか。
大事なことは、
成績が上がったという「結果」ではなく、
どのようにして成績を上げたかという「プロセス」なのではないかと思う。
そのプロセスを正しく踏まず、ただ「結果」だけを追い求めて、
簡単に結果を手に入れようとしてしまう。そして、実際に手にしてしまうこともある。
もしくは、そういう環境を周りの大人たちが与えてしまう。
こういう形で、もし成績を上げたとしても、
将来の可能性はそう簡単には広がらないんじゃなかろうか。
または、一瞬広がったように見えて、すぐにまた元に戻ってしまうのではないか。
何か結果を手にしたいとき、
それが大きければ大きいほど、
その結果はそう簡単には手に入らない。
それを手にするためには、どうしても「努力の積み重ね」が必要で、
それは本当に手を抜かず、時間をかけて丁寧に積み重ねていかなくてはいけない。
途中、上手くいかないこともあるだろう。
もしかしたら、その方が多いかもしれない。
それでも、自分が手にしたい結果を求めて、
あきらめずに進み続ける。
その道中でも色々なことを知ることができるし、感じることができる。
それらもまた、自分の将来の可能性を広げるためには、
「結果」と同じくらいに必要なものであるはずだ。
だから、大事なのは「成績を上げること」だけではない。
そこに至るまでのプロセスも十分に必要なことで、
時に苦しいかもしれないそのプロセスを、子ども達にあえて進ませる。
これこそが、僕が一番大事にしていることなんだと思ってる。
「成績を上げて将来の可能性を広げる」ではなく、
「成績を上げるための正しいプロセスを踏ませて将来の可能性を広げる」。
こうあるべきだと僕は思ってる。
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