「授業は真面目に聞いているのに、なかなか成績が上がらない。」
あなたが、もしくはあなたの子供がこんな風に思っていたら、
それは、「真面目に聞いてる「つもり」で、実は大切なことが抜けている」
という状態である可能性が高いです。
その「大切なこと」とは、いったい何か。
今回はそんな話をしていきます。
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「人の話は『目で聴く』」
これが、人の話を聞く際の最も重要なこと。
ただ、この話をするとよく勘違いされるのが、
「相手の目を見て聴く」
ということ。
たしかにそれは大事なことだし、
1対1の対面での話ではそれはするべきだろう。
ただ、終始一瞬たりとも相手の目から視線をそらさないと、だんだんそれが「圧」になってくるから、
適宜視線はそらした方がいいけどね。
しかし、相手が何人かの集団を相手に話をしてる時、
まさに集団形式の授業がそうなんだけれど、
話してる相手の目をずっと見るのは不可能だろう。
だって、相手はずっと自分の方を見て話をしてくれるわけではないから。
「人の話を『目で聴く』」というのは、そういうことではなくて、
「話してる人のことを食い入るように見ながら聴く」
ということだ。
これは分かりやすく言うと、
テレビでドラマやアニメを見る際に、画面に食い入るように見る、
という状態と同じ。
今度、ぜひ一度試してほしいことがある。
どんな番組でもいいのだけれど、
まず、テレビを画面を見ずに音だけを聴く。
次に、画面に食い入るように見る。
この2つをやった後、それぞれ数時間たった後に、
記憶がどれだけ残ってるかを確認してみてほしい。
おそらく、画面を見ずに音だけで聴いた場合だと、多くのことを忘れてしまってることに気付くと思う。
逆に画面を食い入るように見た場合は、本当に詳細な部分で忘れてることはあるかもしれないけど、
意外と多くのことが記憶に残ってることに気付くはずだ。
人の話も、これと全く同じことが言える。
だから、たとえ「大人しく真面目に聴いてる」と自分が思っていたとしても、
話してる相手のことを食い入るように見ずに声だけで聴いていたら、
自分が思ってる以上に忘れてしまうのだ。
さらに、実はもっと怖いことがあって、
相手の話の内容が断片的に記憶に残ってる場合、
その「断片的な知識」を自分の勝手な解釈で結びつけてしまうことも少なくない。
そうすると、知識全体が間違った状態で脳内に記憶されてしまうことになる。
しかも、それが間違っていることに自分は気付かない。
実はこれが、
「授業は真面目に聞いているのに、なかなか成績が上がらない。」
の正体。知らず知らずのうちに間違った状態で自分の記憶に定着させてしまうのだ。
だから、元を正せば
「人の話は『目で聴く』」、「相手を食い入るように見ながら聴く」ことが重要。
逆にこれさえちゃんと正しくできれば、
何かを気合い入れて覚えようとしなくても、
ちゃんと正しく記憶に定着されていく。
「成績が上がる未来」にちゃんと進んでいけるのだ。
こんな話を、春アカの生徒たちは僕から何度も聞かされている。
でも、とても大事なことだから、これから何度でもしていくよ。
たとえ「しつこい」と思われてもね(笑)
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