皆さんは「塾」に何を期待しますか?
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「塾」の役割はこの何十年の間にかなり変わってきてると思う。
昔は、それこそ僕が子供の頃は、
塾と言えば「知識の伝達の場」というイメージが強かったと思う。
僕自身は塾に通った経験が無いので実際のところは分からないのだが、
おそらく、あながち間違っていないと思う。
応用レベルや入試レベル問題の解き方を教え、それを十分に練習させる。
そして、難関上位校に一人でも多くの子を合格させる。
それが「塾」というものだったように思う。
僕がこの業界に入り始めた30数年前も、まだその色が濃かったかな。
ところが、時代は大きく変わった。
知識の伝達や問題の解き方を知るためだけであれば、
塾などに行かずとも、手のひらに収まる機械一つで十分に用が足りる。
しかも、お金は1円もかからない。
そんな時代において、「塾」の存在意義とは一体何なんだろうか。
僕はいつもこのことを自問自答している。
正直、正解の無い問いだ。
今日の正解が一年後にも正解であり続ける保証もない。
しかし、だからこそ面白い。
それに、この問いに対する答えを探していくプロセスの中で、
僕自身も成長させてもらってる。
なんてありがたい話だ。
ただ、いつの時代であっても変わらない「不変の真理」は存在する。
それは、「生徒のためになること、生徒の利益になることを提供し続ける」ということ。
塾の場合、それは「成績を上げること」であり「志望校に合格すること」だ。
そのために必要なことに最大限の力を注ぎ続ける。
これが僕らに与えられた役割。
「知識の伝達」も、そのための重要な柱の一つに過ぎないのだ。
目の前の生徒のために、日々、心血を注ぎこみ続けること。
これが僕ら塾人にとっての生き方であり、
少なくとも僕ら側から見た「塾の存在意義」は、そこに存在するのではないかと思う。
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