数学の高校入試問題の解説をめぐって、
ChatGPTとちょっとやり合ってしまった笑
生徒から質問された問題だったのだが、
とりあえずChatGPTならどう答えるかなと何の気なしに聞いてみても、
なんだか解説が的を射ない。
僕も自分で考えて解放と解説の手順は自力で見いだせたんだけど、
それを伝えたら、なんと、
「それは間違ってる。正解はこう!」の一点張り。
明らかに違うことを言ってるのに、なぜか間違いを認めようとせず、
自分が出した答えがいかに正しいか、無駄に理論武装して返してくる。
意固地か(笑)
最終的には僕が正しい根拠を示して相手が納得して終わったんだけど、
このやり取りの最中、ぼくはあることをずっと思ってた。
AIを使うのなら、使う人間側もちゃんと知識を持ってないと、間違ったことを信じさせられてしまうな、と。
AIの答えは一見理屈が通ってそうに見えるから
つい「そういうものか」と思ってしまいがち。
もし使う側に知識が無ければ、本当にそれが正しいと思ってしまう。
けれど、本当はその答えが正しいかどうか、自分でちゃんと見極めなくてはいけない。
そうじゃないと、間違った方向にどんどん進んでいってしまうことになる。
そのためには、やはり「知識」が欠かせない。
AIが発達してきたから楽になった、と楽観視するのではなく、
発達してきたからこそ、それを安易に全て信じてしまわないだけの知識力が人間側に求められる。
これからそれは、ますます顕著になっていくだろう。
AI時代を生き抜くためには、
人間の知識力は欠かせない。
その知識を、目の前にある情報が合ってるか間違ってるかを正しく判断するために使うのだ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!