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【構造的に必然】個別指導では成績が上がらない理由

 

 

個別指導が中心の春日部アカデミー塾長である僕が

 

こんなタイトルでブログを書くなんて、

 

頭がおかしくなったと思われるかもしれないね。

 

 

けど、逆にそんな僕が言うのだから説得力があると思う。

 

 

 

個別指導は、その構造的に

 

一人一人に最適化されたカリキュラムやスピードで授業が進んでく。

 

これは生徒にとってはきわめて好条件だ。

 

周りを一切に気にすることなく自分のペースで勉強を進めることが出来る。

 

自分のペースで勉強を進めていくことによって理解力を高め、それを成績につなげていく。

 

 

事実、これはその通りであるし、

 

春アカ生たちもこのシステムで成績を上げている。

 

 

 

しかしこの、「自分のペースで勉強を進める」ことこそが、

 

成績アップの最も大きな阻害要因となりうる。

 

 

指導者側がその経験をフル稼働させて相当注意深くコントロールしていかないと、

 

生徒は完全に「自分のペース」でしか勉強しなくなる。

 

 

いわゆる「出来る子」や、自分をきちんと律することができる子は、それでもいいだろう。

 

こういう子たちは放っておいても自分でどんどん負荷をかけて先に進むことができる。

 

 

しかし、大半を占める「そうではない子」たちにとっては、

 

時として「自分のペース」が仇になる。

 

最も大きな原因は、「周りを意識しない、する環境にない」ということだ。

 

 

周りを意識しないから、

 

はたして自分がこのペースで進んでいっていいのか判断することができない。

 

そして、危機感も感じにくいので、

 

「何が何でもできるようになる」という気持ちがどうしても弱くなる。

 

そうすると、授業で得た「分かった」という経験だけで満足しまい、

 

本当はその先に絶対にやらなくてはいけない「復習や練習」を、つい疎かにしてしまう。

 

その必要性を感じないんだ。

 

頭では「やった方がいいんだろうな」とは思っても、

 

心がそれを求めない。

 

だって、授業中に「分かった」を経験できてそれで十分満足だから。

 

本当は「復習や練習」が無いと、授業で得た「分かった」は消えて無くなってしまうのに。

 

 

 

以上が、個別指導では成績が上がらない根本要因だ。

 

 

いや、個別指導「だけ」では、だな。

 

 

 

だから春日部アカデミーは、

 

僕がこの「成績が上がらない根本要因」を熟知してるので、

 

そういう状態に陥らないような工夫をちゃんと施している。

 

 

たとえば、中3の北入対策や24時間耐久レース。

 

これはあえて集団授業形式だ。

 

 

マイ活の提出状況の氏名入り公表も今週から始めた。

 

まだ中学生だけであるが、これも「周りを意識させる」ため。

 

 

その他、まだまだ色々な工夫や策を構想中だ。

 

これらは全て近日中にスタートすることになるだろう。

 

 

 

個別指導の構造的な弱点を徹底的につぶしながら、

 

きめの細かい個別指導で生徒に学力を身につけさせ、成績を上げる。

 

 

そのために春日部アカデミーは日々進化し続けるのだ。

 

 

 

以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!