三語短文秀逸作品発表会の50回目。
こちらのパート2に続き、
ここからはパート3。
【お題: さりとて、隣接、後押し 】
市民の後押しで彼の家の隣に公園が隣接されたが、さりとてその公園で遊ぶわけではない。(小4)
隣接の家の友達と喧嘩したことを母に話したら、「さりとて友達が全部悪いわけではないでしょ」と、謝ることを後押しされた。(中1)
さりとて、隣接する町の後押しがなければ、この計画は進まない。(中3)
【お題: 即位、境遇、頑強 】
新しく即位した天皇は常に意見を求められる境遇だったので、頑強な人になった。(高2)
幼い頃不遇な境遇にあった王子がついに即位し、頑強な精神で民を導こうとしている。(中3)
彼は辛い境遇でも、頑強な心で耐え、天皇に即位した。(中2)
新しく即位した王様は過酷な境遇に耐えた経験があるため、頑強な意志をもっている。(高2)
【お題: 後ろめたい、結末、語り継ぐ 】
彼にとっては後ろめたい結果だが、なぜか語り継がれた。(中3)
語り継がれてきた物語の結末を友達に教えてしまい、後ろめたくなった。(小4)
後ろめたいことをして言い訳を積み重ねても良い結末にはならないという話は、後世に語り継がなくてはならない。(中2)
物語の結末を語り継ぐことができず、後ろめたい。(中1)
あの日のプロポーズの結末を語り継ぐことは、今でも後ろめたいことだ。(中2)
【お題: 腹をくくる、かりそめ、概要 】
次の仕事の概要を聞いて身構えたが、かりそめの辛抱であるため腹をくくった。(高2)
資料の概要を見ただけで、かりそめではないことに気付き、腹をくくった。(中2)
かりそめの恋という映画の概要を友人に聞いたつもりが、熱のこもった語りに発展し、これは長くなりそうだと腹をくくった。(中3)
彼はかりそめの失敗にくよくよせず、腹をくくって計画の概要を話した。(高1)
(パート4へ続く)