三語短文秀逸作品発表会の49回目。
こちらのパート3に続き、
ここからはパート4。
【お題: 練度、不明瞭、共存 】
練度の高いチームは自然との共存についてプレゼンしたが、説明が不明瞭で先生を困らせた。(高2)
技術の練度がトップクラスである彼に、デジタルとアナログの共存についての意見を聞いた。
だが、賛成なのか反対なのか、その考えは不明瞭だった。(中3)
練度が甘い職人がやると、色の境目は不明瞭になる。こういったいい加減な技術を決して共存させてはならない。(高1)
彼は高い練度を持つが、説明は不明瞭で、仲間と共存するのに苦労していた。(高1)
チームの練度が低いので、不明瞭な説明だけでは共存は難しい。(中2)
【お題: 折り重なる、地続き、構図 】
地続きする構図を描いた紙を折り重ねる。(中1)
森と地続きになっている庭から見える木の影が、折り重なったような構図が好きだ。(小4)
人が折り重なり、地続きのように広がる絵の構図を思いついた。(中1)
折り重なるように構図されている地続きの堤防の制作に協力した。(中2)
地続きに続く畑に、草の葉が折り重なるように生えていて、とてもきれいな構図だった。(小4)
【お題: 気に障る、代償、疾走 】
遅刻をして先生の気に障ってしまったため、代償として外周を5周全力疾走した。(高2)
「才能を得る代償として人生を芸術に捧げ、ひたすら疾走し続ける」そんな言葉が、どうやら彼の気に障ったようだ。(中3)
目標に向かって疾走している彼女に、気に障るようなことをした覚えはないのに、ミスしたから代償を払えと言われた。(中2)
最後まで全力疾走で走った彼に対して気に障るような発言をしたコーチの代償は大きかった。(高2)
(パート5へ続く)