僕は生徒を叱るとき、その子の目を見て叱る。
当たり前のことだ。
相手の目を見ていなかれば、それは相手に対する文句やクレーム、単なる言いがかりだ。
当然のことながら相手の心に届くはずもない。
その子の目を見て、僕の言葉をその子の心の核の部分に届けるつもりで話す。
そして、その子の表情を観察しながら、その子が今どう思ってるかを想像しながら話す。
これで初めて「叱る」が成立する。
そうすると、この子の行動にも少しずつ変化が見られてくる。
だがしかしね、
一度変化が見えてもそれがまた元に戻ってしまう、
なんてことは、ざらにある。
そんな時、正直、「え?」って思って腹立たしく感じることも無くはないが、
まあ、しかたない。
またもう一度同じことで叱り直しだ。
これの繰り返し。
これを繰り返して、少しずつ子供たちをより良く、より正しく成長させていく。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!