ひいきは良くない。
道徳的にはこれがきっと正しいのだろう。
しかし僕は、ひいきをしている。
いや、意識的に誰かのことをひいきしてるのではなく、
無意識のうちに、気付いたらこの子のことをひいきしてた、
という感じだ。
ひいきをされるということは、
それだけ、善い行いをしてるということ。
模範的な振る舞いをしてるということ。
この子に余計な負担をかけたくない、この子のためにもっと頑張りたい、
と周囲を思わせるようなことを日頃からやっている、ということだ。
そういう子たちのことは、こっちだって大切に育てたい。
そうじゃない子たちよりも大事にしたい、
そう思うのが真理だろう。
指導者の立場にある人間は、誰もが少なからずこのように思っているはずだ。
それでいて、「ひいきはしません」というのは、
僕にはただの偽善にしか見えないので、
僕は堂々と言う。
ひいきはします、と。
「ひいきは良くない、やめるべき」なんて綺麗事を言う前に、
他人からひいきしてもらえるような人になった方が、絶対にいいよ。
それはつまり、周りから大事にされる、ということだから。
その方が、人生にとってどれほど大切なことか。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!