鉄道車両の連結器は、2つが密接にくっついているのではなく、
わざと隙間、つまり「遊び」の部分を作ってるのだそうだ。
この「遊び」が無ければ、あれだけ重い車両を何両もつなげて機関車一台で動かすのは無理らしい。
何十年も鉄道ファンをやってきたが、最近これを初めて知った。
考えてみたら、
これは自動車教習所に通ってるときに教わったことだが、
自動車のハンドルもわざと遊びを設けてある。
これが無いとハンドルを持つ手の細かい動きが全てタイヤに伝わってしまい、
とてもじゃないけど危なくて乗れないほどの危険な挙動になってしまう。
さて、この「遊び」だが、人間の心にも必要なものだ。
遊びが一切無くて勤勉ばかりの毎日をずっと過ごしていると心が疲れてしまう。
大河ドラマの「べらぼう」を見てる人ならわかると思うが、
江戸時代の寛政の改革の時代が、まさにそのような時代だったらしい。
人には「遊び」は必要なのだ。
しかし、その遊びも度が過ぎてしまうのは良くない。
連結器だって、遊びだらけだったら鉄道車両は全く動かない。
車のハンドルも、遊びだらけだったら車を制御できない。
何事も「適度なバランス」が不可欠だ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!