「内気でなかなか質問ができなくて。」
個別指導が中心の春日部アカデミーには、
よく、こういう声が寄せられる。
ある意味、こういう子たちの受け皿として機能してるのが
個別指導の塾だろう。
さて、問題は、
そういう子に対してどう接していくかである。
その子のことを慮ってこちらから「分からないところは無い?」と何度も確認する。
もちろんこれも接し方の一つ。
しかし僕は、つまり春日部アカデミーは、
いつまでもずっとそういう接し方はしていかない。
その子が少しずつ、自分から質問ができるように仕向けていく。
自分から質問をする重要性を何度も説明し、
それが出来るような関係を築き上げ、環境を整え、
自分から質問できるような人間に育てていく。
理由は明白である。
分からないこと、おかしいと思うこと、違うと思うこと、
これらを自分から自分の言葉で伝えることが出来ないと、
将来大人になった時にどんな未来が待ってるか。
自分から言葉を発することができないと、
相手のペースに良いように乗せられる。
最悪な場合、
騙される可能性もきわめて高い。
大事な子どもたちに、そんな人生を歩ませるわけにはいかないのだ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました。