和文英訳。
その最初の一歩は、
一般動詞またはbe動詞の基本的な肯定文に直す
これが全ての始まりである。
英語の文は、
「一般動詞の文(~は、~する、~を)」と「be動詞の文(~は、です、○○)」の
2種類しかない。
(この後ろに「どんなふうに、どこで、いつ」の説明語句が続くことはある。)
つまり、全ての文はこの2種類のどちらかに集約される。
だから、それを逆手にとって、全ての文をこのどちらかの文に戻す、
しかも、基本となる「肯定文」に戻すのだ。
たとえば、
「私は悲しくありません」 → 「私は悲しいです」
「彼らは毎日空腹ですか?」 → 「彼らは毎日空腹です」
「私たちは土曜日にサラダを食べません」→ 「私たちは土曜日にサラダを食べます」
「あなたは毎朝テレビを見ますか?」 → 「あなたは毎朝テレビを見ます」
さらに、
「彼らはどこで昼食を食べますか?」 → 「彼ら(モニョ)で昼食を食べます」
「毎日野菜を食べなさい」 → 「あなたは毎日野菜を食べます」
「幸せでいなさい」 → 「あなたは幸せです」
「日本語を使ってはいけません」 → 「あなたはここで日本語を使う」
「ここで英語を勉強しなさい」 → 「あなたはここで英語を勉強する」
まずはこのように、日本文の段階で文を作り変える。
そして、それを必ず書く。書かないでやると混乱してしまうから、絶対に書く。
その後にそれを英文に直し、その英文に一つずつ必要な手を加えて修正する。
そうすれば和文英訳は、単語の部分で詰まってしまうことはあれど、
はちゃめちゃな語順の英文を作ることは絶対に無くなる。
間違っても、最初から英文にしようなんて思ってはいけない。
まずは基本に戻ってから始める。それを英語ではなく日本語でやるんだ。
そしてさらに、
「名詞を説明(修飾)してる部分は、とりあえず無いものとして考える」というワザを使えば、
さらに色々なタイプの文を簡単に和文英訳できるようになる。
こうしていくと、和文英訳の世界は楽しくてしかたなくなるよ。
もしかしたら、これを読んでる人の中には、
そんなやり方ではスピーキングの場面などでとっさに英語を出すことが出来なくて意味が無い、
と思う人もいるかもしれない。
それは十分承知しているし、それは間違ってはいない。
けれど、和文英訳をやる目的は、
「英語がとっさに口に出てくるようにすること」ではない。
それよりももっと根本的な、
「英文法の土台をしっかりと理解し、正しく身につけること」
である。
それ無くし日本人が英語を身につけることなんて不可能なのだから。
最後に、僕にこの大事なことを教えてくれたのは、懇意にさせてもらっているある塾長先生だ。
その方のお名前は、
埼玉県川越市にある松江塾の塾長、真島剛太郎先生、である。
この場を借りて、改めて御礼を申し上げたい。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました。