北辰テストや埼玉県公立入試の作文問題は、
毎回形式がほぼ一緒である。
従って、攻略するのもカンタンである。
正しい書き方を知り、その通りに書いていけば、
満点(12点)だって余裕だ。
作文問題は、まず必ず何らかの資料が示されていて、
そこから自分が何を読み取ったのかを一段落目に書く。
ただ、その前に必ず確認しておかなくてはいけないのが、
問題の文中に書いてある「何についての意見や考えを書けと言われているのか」である。
万が一ここを読み飛ばしてしまうと、いくら文章自体が名文であっても点数は望めない。
最悪、0点である。
だから、ここをまずチェックして、それを元に図表を読み取り、
自分の意見に沿うような形で読み取った内容を書く。
そして、二段落目に、自分の経験も交えながら自分の考えを書いていく。
この時、「経験」を入れるのを忘れてはいけない。これが無いと、最悪6点減点だ。
もし、自分が今まで生きてきた中でこれに関連するような経験をしたことが無かったとしたら、
その時は「フィクション」として話を作り上げていく。
書いてある内容の真偽は問われないので、事実と違ったことを書いても全く問題なしだ。
ただ、作り話で書き進めていくのは若干やりづらくて難しいけどね。
あと一つ、注意しなくてはいけないことは、
「話し言葉」は絶対に使わないこと。
「~しちゃった」ではなく、「~してしまった」
「~だと思ったんだけど」ではなく、「~であると思ったが」
あと、文頭の「なので」も話し言葉寄りの表現なので避けた方がいい。
「よって」とか「従って」にしておこう。
このようなことに注意しながら書く練習をしていけば、
確実に満点解答の作文を書けるようになるので頑張ってほしい。
練習すれば短い時間で書けるようにもなるからね。
ちなみに、実際のテストでこの作文問題にかけられる時間は、
5分~長くても10分程度。
これ以上の時間はかける余裕はないだろう。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました。