三語短文秀逸作品発表会の42回目。
こちらのパート2に続き、
ここからはパート3。今回の最終パート。
【お題: 音沙汰、前途、飛び火する 】
今や音沙汰ない社員のミスがこちらにまで飛び火し、これからの仕事が前途多難だ。(高2)
前途有望な後輩の家に火の粉が飛び火し火事が起きた。その後、彼女から音沙汰がない。(中2)
【お題: 口をはさむ、放棄、逆流 】
トイレを逆流させて怒られている時に先生に口をはさんだらさらに怒られ、授業を放棄された。(中2)
トイレの水が逆流したが、両親は修理を放棄してけんかをしていたため、私は口をはさんだ。(中1)
川が津波で逆流してしまい、周辺にいた子に危ないので近づくなと口をはさむと、黙れと言われたので注意を放棄した。(中2)
仕事を放棄している人がおり、怒りが込み上げて血が逆流してきそうな感じで口をはさんでしまう。(中2)
【お題: 彷彿とさせる、判然、禁断 】
真相が判然としない禁断の恋について探るドラマは、以前話題だったドラマを彷彿とさせる。(中2)
昔のヒーローを彷彿とさせる禁断の技を使ったが、勝敗は判然としない。(中2)
【お題: 帯びる、反映、施す 】
生徒の声が反映され、自由さを帯びた校則の見直しが施された。(中1)
a君は、嫌な気持ちが態度に反映されていた。それをみた先生は、教育を施した。教育を施されたa君は、悲しみを帯びていた。(中2)
後輩の熱を帯びた説明を聞きながら、資料に修正を施して、企画に反映させる。(中2)
今回はここまで!
さて、今回は「38作品」という異様な少なさだったわけだが、
一体何が起きた?
お題の言葉が難しかった?
たしかにそれもあるかもしれない。
しかし、それだけではないことは明白。
「提出率が悪い」のだ。
たしかに色々な事情があって忙しいのかもしれない。
それは分かる。
しかし、中には忙しさの中でも隙間時間をちゃんと見つけて、
毎日やってる子たちもいる。
この差は大きい。
そして、この差はどんどん大きくなっていくことを覚えておいてほしい。
(うむ、完全に春アカ生向けの言葉となってしまった。)
来週はまた60作品以上のノミネート、
そしてその土台となる「日々の提出」が復活することを願うばかりだ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!