さて、週一恒例「三語短文秀逸作品発表会」だ。
今回はその42回目。
今回は、なんと劇的に数が少ない。
その数、たったの「38作品」。たったの3部構成で終わってしまう。
思わずチェック漏れが無いかどうか再チェックしてしまった。
この少なさに対しての一言は最後に取っておくとして、
とりあえず本題に入ってしまおう。
では、行きます!
皆さんもぜひお試しあれ!
そして、我が自慢の春アカ生たちは、これを自分の肥やしにしていってくれ!
【お題: いぶかしげ、釈然、面目 】
冤罪なのに訝しがられ釈然としないが、ここで無実の罪を晴らさなければ面目を保てない。(高2)
社長の説明を聞いても釈然としなかったので、先輩に聞いたら、いぶかしげな表情をされ、面目ないと思った。(中2)
調査時いぶかしげにこちらを伺う店主に疑惑がかかり強引に逮捕に至ったのだが、どうも釈然としない。誤認逮捕ほど警察の面目を潰すものはないというのに、、(高1)
【お題: 群衆、明示、土壌 】
土壌汚染がひどいので防止策を群衆に明示した。(中2)
彼は群衆に向かってその土地の土壌が農業に向いてないことを明示した。(中1)
先生は群衆の中でもはっきりと意見を明示し、子どもたちの成長に必要な心の土壌を育てようとしていた。(中3)
【お題: 統括、勤しむ、収容 】
近年国内統括に勤しむ閣下だが人々の不満がたまり、収容所で暴動が起きているのをご存知なのだろうか。(高1)
地震によってバラバラになってしまった被災者を中学校に収容した後、復興活動を統括する組織を立ち上げた。(高2)
【お題: 将棋倒し、根拠、前途 】
私たちの考えた将棋倒しを防ぐ方法に根拠が無いと言われて、グループの前途が暗くなった。(中2)
人生将棋倒しになった友達に、根拠もなく前途を願うと言ったら、数年後に大物俳優になっていた。(中2)
もし将棋倒しの世界大会があれば、根拠は何もないが、前途有望だと思う。(中2)
(パート2へ続く)