途中計算を書かない子。
書いたとしても、端折ってる部分が多い子。
和文英訳で途中の日本語を書かずにいきなり英文を書こうとする子。
ライティング(自由英作文形式)で日本語で文章を書かずにいきなり英語でを書こうとする子。
こういう子はね、
断言できるよ。
残念ながら、出来るようにならない。
または、出来るようになるまでに莫大な時間を要する。
(多分、出来るようになる前に心が折れる。)
数学(算数)の途中計算や、日本文を英文に直す際の日本語は、
とても重要な「考えるプロセス」。
しかし、これを書かずに頭の中だけでやろうとするのは、非効率きわまりない。
なぜかというと、
頭の中は目に見えないから。
想像してみてほしいんだけど、
明かりがついておらずどこからも光が入ってこない真っ暗な部屋で何かをしようとしても、
きっと思い通りにはいかないはず。
何かを見つけようとしても、なかなか見つからないはず。
しかし、一度部屋の明かりをつければ、いろいろなことがストレスなくスムーズにできるだろう。
見つけたいものも見つけやすくなるだろう。
つまり、「目に見える」というのはとても重要なことで、
いろいろなことをスムーズに進ませてくれるんだ。
だから、途中計算も、日本文を英文に直すときの途中の日本文も、
その他いろいろな「考えるプロセス」に相当するものは、
書いて目に見える状態にしておいた方が圧倒的に効率が良いのだ。
これを面倒くさがることは、かえって自分を苦しめることになってるということを、
ちゃんと知っておこうね。
書き慣れてないうちは最初少しだけ面倒に感じるかもしれないけど、
日頃からやり続けていれば、やがて必ず、そんなに時間がかからずに、
いつの間にか面倒に感じなくなっていくから。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!