まずはこの記事を読んでもらいたい。
次期学習指導要領に向けた改定作業を行う中教審特別部会が4日開かれ、文部科学省は、教員が児童生徒の成績をつける際の仕組みを見直す方針を示した。現在、観点の一つとしている「主体的に学習に取り組む態度」を、直接「評定」に反映させない方向で検討している。適切な評価が難しいとされ、現場の負担が重いとの指摘が出ていた。
とある。
つまり、まだ検討段階ではあるが、
「授業中の態度が通知表の成績に関係なくなる(かもしれない)」
ということである。
賛否両論あるだろうけど、
僕としてはこれは賛成。
通知表の数字が、ほぼテストの点数のみで決まることになる。
これはきわめて客観的で透明性の高いものだ。
本来、「評価」というのはそうあるべき。
もちろん、だからといって授業態度はどうでも良いのかというと、
それもまた違う。
「授業態度」とは、人の話を聴く態度。
そして、相手の要求に応えようとする姿勢だ。
これがちゃんと出来ていなければ、
将来大人になって立派な社会人として生きていくのは不可能。
そしてこれは、学校の中だけで教えることではなく、
社会全体が教えていかなくてはいけないこと。
そこには、「家庭」も入るし、もちろん僕らのような「塾屋」も入る。
これを学校だけに任せようというのがそもそもの間違い。
通知表の評価に反映されるかどうかなど関係なく、
「人として」授業態度は良くすることが、当たり前のことだ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!