今回の期末テストでもこれで点を落とした子は、もしかしたら相当数いるのではないか。
中には毎回これで大量失点をしてしまってる子もいるだろうね。
それだけ、このケアレスミスの問題は根深い問題だ。
できれば撲滅させたいこのケアレスミス。
僕もいつも、どうすればこいつを無くせるかを考えてる。
まず、名前(ネーミング)が良くないよね。
「ケアレスミス」って、なんかものすごく、軽い。
全然痛くもかゆくもない感が滲み出てる。
痛くもかゆくもないから、何度でも繰り返してしまう。
この際、名前を変えてみるのもいいかもしれない。
「最低ミス」とか、「人間失格ミス」とか、「ウ○コミス」とか。
とにかく、「軽いミス」だと思わせないようにすることが第一歩だ。
してしまったら超絶恥ずかしくなるような名前にして、
「恥は避けたい」という心理を利用する。
これはちょっと使えるかもしれない。
また、ケアレスミスを頻繁にしてしまう子は、
それがもうルーティンのように体に染みついてしまってる。
「悪しき習慣」ってやつだな。
その状態から脱却するのは、本当に大変なこと。
そのための第一歩は、自分でそれを自覚することだ。
そして、普段の勉強の時から決してケアレスミスをしないように、
万全の緊張感で問題に臨む練習を積んでおく。
その時に、「自分は必ずどこかでケアレスミスをする」ということを自覚しながら解いていく。
それだけで注意力が高まるから。
まあ、いずれにしても、ちょっとやそっとのことでは、
このケアレスミスは無くならない。
長い時間を要することになるだろう。
でも、ここをちゃんと克服しないと、
たとえば90点以上が余裕で撮れていたはずのテストが
実際にやってみたら70点そこそこ、なんてことになりかねない。
これはいくら悔やんでも悔やみきれないだろう。
やっぱりあれだな。
ケアレスミスの名前を「ウ○コミス」に変えて、
ミスをするごとにどんどんウ○コまみれになっていく自分を想像させるのが、
意外と効果的かもしれないな。
こういうことって、文字通り「綺麗事」だけでは解決しづらいから。
いずれにしても、ケアレスミス(ウ○コミス)は決定的な致命傷になるということ。
たった一つで命取りになることもあるということ。
これをくれぐれも覚えておいてほしい。
心の中心にグサリと突きさしておいてほしい。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!