日本語の文を英文に直したくて、
でも、ちょっと考えたけど分からなくて、やがて手が止まって思考停止となる。
もしくは、それでも何とか無理やり考え出して、結局間違った英文を作ってしまう。
これ、実によくある話なのではないか。
こうなってしまうたった一つの原因は、
その日本語を最初から全部、そのまま英語にしようとしてしまうことだ。
たとえば、「ここで昼食を食べてはいけません」という文を英文に直すとする。
頭の中に即座に正しい英文が出てくるのであれば、それでいい。
でも、そうじゃない場合。
その時は、最もベースとなる基本的な文まで落としていく。
最もベースとなる基本文とは、
「be動詞の肯定文」か「一般動詞の肯定文」だ。
この場合なら、
「あなたはここで昼食を食べる」という文。
これを英文にすると、
You eat lunch here.
この後は、まず命令文なので主語を取って
Eat lunch here.
命令文の動詞は原形っていう縛りがあるけど、eatは原形のeatなのでそこはスルー。
そして、「食べてはいけません」なので「否定の命令文」というやつにするために、
動詞の前にDon’tをつけて、
Don’t eat lunch here.
にする。
これで完成。
こうやって、「最も基礎」から順番を追って変えていくと、
たとえそれが進行形の文であろうと不定詞を使う文であろうと、
受動態の文であろうと完了形の文であろうと、
関係代名詞を使う文であろうと仮定法の文であろうと、
どんな文であろうと、正しい英文を作ることが出来るんだ。
だから、
「最も基礎」であるbe動詞の肯定文と一般動詞の肯定文は超重要。
だから、春日部アカデミーは、
これらを毎日ワークで日々鍛えているのだ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!