たまにテレビやネットで目にする「無関心型の毒親」という言葉。
昨日見たドラマも、それがちょっとした裏テーマになってたな。
子どもに干渉し過ぎて半ば「束縛」に近い状態になってしまうのも毒親だけど、
逆に関心が無さすぎて半ば「放置」の状態になってしまうのも、また別の意味で毒親。
ただ、特に昨今、いろいろな保護者の方に接してると、
保護者自身も決してそれを意図してるわけじゃないけど、
結果として、「無関心型毒親」に片足が入りかけてしまってる、という方が、
昔に比べて多くなってるような気がする。
全体からするとまだほんのごく少数派だけれど、
社会環境なんかも影響してるのかな、と思わなくもない。
決して意図的に無関心なのではなく、
とにかく仕事が忙しい。毎日毎日ヘトヘトで、体力の消耗も超絶激しい。
だから結果的に、子どもとの時間が十分に確保できなかったり、
子供へのケアが、いくら自分がしたいと思っても満足に出来なかったり。
そしてそれもまた、自分へのストレスになってしまって悪循環。
みたいなこと。
特に一人親の家庭では状況的にこうなってしまう可能性は高いんじゃないかな。
でもね、子どもにとってはそれは関係の無いことなわけで、
そして、やはりこういう環境では勉強にも身が入りづらいので成績も伸び悩んでしまうわけで・・。
「じゃあ、どうすればいいのよ!」って話になってしまうんだけど、
まずお願いしたいのは、
子どもとお互いの顔を見ながら会話をする時間を毎日少しでもいいから確保してほしい、ということ。
何か同じことについて、お互いの考えを話しあってみるのもとても効果的。
もしも話題に困ったら、
僕のブログの記事でも良い。
そして、塾や学校からの連絡(春アカだったらLINEね)には目を通して、
何かリアクションを求められてることには、一言でもいいから返してほしい。
そしてもう一つ。
個人的にはこれが結構重要なことだと思うんだけど、
一人で何でもかんでもやろうとしないこと。そして、全てを完璧にやろうとしないこと。
大人だって忙しいんだから、
その状況で何でもかんでも自分一人でやったり、完璧にやろうとしたら、
結局どれも上手くいかずに終わってしまう。
春アカの公式LINEから、僕に何か一言でもいいから送ってくれたら、
それをきっかけに、僕もできる限りのことは一緒にやっていこうと思う。
親じゃないから本当に微力にしかならないかもしれないけれど、
ちょっとは役に立つと思うよ(笑)
あと、こういう話をすると、よく「そんな迷惑をかけられない」って言う方もいるんだけど、
僕はこれを迷惑だとは1ミリも思わない。
僕が「迷惑だな」って思うことは、もっと他のところにあるから。
これはまた別の機械に書くことにしよう。
なので、遠慮なんて1ミリも要らない。
全ては子どものため。
子どもが将来、ちゃんと自分の力で幸せな人生を歩んでいくためだから。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!