三語短文秀逸作品発表会の39回目。
こちらのパート2に続き、
ここからはパート3。
【お題: 変調をきたす、痛々しい、精度 】
変調をきたし仕事の精度が落ちて、痛々しい。(中2)
彼のノコギリの精度は、完璧だったのに一瞬の油断で指に痛々しい傷を負ってしまった。そのため、彼の心は変調をきたした。(中2)
精度の低い機械が変調をきたした。電源を付けると、痛々しい音が社内に鳴り響いた。(中2)
体に変調をきたして痛々しい姿となったが命中の精度は良かった。(中1)
位置情報の精度が悪く、変調をきたしたようで、道に迷ってしまって痛々しいゴツゴツした道に入ってしまった。(中2)
彼の勉強計画は精度が高かったが、勉強のしすぎで体に変調をきたしていた。その姿は見ていて痛々しかった。(中1)
感情の変調をきたすと、言動には痛々しいほどの不安定さが出るが、それを見抜くには高い精度の観察力が求められる。(中3)
【お題: 妥協、根深い、太刀打ち 】
彼は、A君に一度美術の作品で負けて心に根深い傷を負った。それからは、妥協を許さない作品を作っていき、だれも太刀打ち出来なくなった。(中2)
太刀打ちできないほど根深い問題があったが、妥協したら解決できた。(中2)
彼の根深い執念に太刀打ちするためには少しでも妥協できない。(中3)
互いに妥協しながら話し合いを続けたが、問題が根深すぎる故に太刀打ちできない。(中2)
彼の信念はあまりに根深く、いかなる妥協も受け入れようとせず、誰も太刀打ちできなかった。(中3)
(パート4へ続く)