さて、週一恒例「三語短文秀逸作品発表会」だ。
今回は第39回目。
次回はジャスト40回目。キリ番だ。
そういえば、「キリ番」って今や完全に「死語」だな。
今回はまたまた大量に出てきたよ。
その合計、なんと68作品。
では、早速本題に行こう。今回は全部で5部構成。
皆さんもぜひお試しを!
そして、我が自慢の春アカ生たちは、これを読んで自分の肥やしにしておくれ!
【お題: 直感、群がる、迷宮入り 】
群がる人々の直感は鋭いが、真相は迷宮入りしてしまったらしい。(中2)
【お題: 予見、押収、見せしめ 】
校内でのスマホの使用がバレたら、見せしめとして皆の前で押収されることが予見できる。(高2)
学校にコスメを持って行くと、校長先生に押収され、その行為を見せしめとして公開されると予見できる。(中2)
【お題: のけぞる、枝分かれ、不運 】
枝分かれした山道で不運にも自分の苦手な虫に遭遇し、思わずのけぞる。(中3)
様々な方向に枝分かれしている木が突風でのけぞって倒れ、下にいた人が不運なことに巻き込まれてしまった。(中2)
枝分かれした道を進んでいると、不運にも鳥のフンが目の前に落ちてきて思わずのけぞってしまった。(中2)
【お題: 絶句、乗っ取る、厳禁 】
乗っ取り厳禁の看板を見て絶句した。(中2)
【お題: しめくくる、激論、後ろめたい 】
中学校生活のしめくくりとなる勉強会で友達と激論となったので後ろめたい思い出になった。
友人との激論の末、「友人が悪い」という結果でしめくくったが、相手のことを責めすぎたと思い私は後ろめたく感じた。(中1)
【お題: 実践、背信、整合性 】
実践なくして整合性はなく、背信が信頼を壊す。(中2)
私の実践報告は整合性に欠けると言われ、研究所への配信行為だとも言われ、夜も眠れない。(高1)
彼女は先輩から教わったことをすぐに実践し、会議では整合性のある発言をしていたが、裏では背信行為をしていた。(中2)
整合性のない実践は背信と見なされる。(中3)
(パート2へ続く)