僕は10年後を見据えて塾をやってる。
10年後の春日部アカデミー。
いや、その前に、10年後の教育業界はどうなっているだろう。
まず、高校入試界隈は今とは全く違う様相を呈してるだろうな。
埼玉も、上位校ですら倍率1.2倍、みたいになってしまうかもしれない。
それは言い過ぎだとしても、ここ数年の1.5倍程度を大きく上回ることは無いだろう。
大学受験も、今はまだ根強く残ってる「学校歴」は、
無くなることは無いのかもしれないけれど、ほんの小さな存在になっていくだろう。
「大学は早稲田?ふーん。で、何が出来るの?」
っていう世界だ。
となると、「○○大学に入るためだけの指導」というのは立ち行かなくなる。
その子がその○○大学に入った時点で終了のホイッスルが鳴ってゲームセット、
というわけにはいかないのだ。
本当の戦いはそこから始まるんだから。
あくまでも僕の想像の話だが、あながち間違ってもいないだろう。
これはつまり、
今までの塾の常識は全く通用しなくなる、ということを意味している。
もちろん今でもそれは進行中のこと。
むしろ10年後はそれの最終完成形が見え始めてきてるのかもしれない。
今までの塾は、
「○○高校、○○大学に合格させる」
「定期テストや模試の成績を上げる」
これを第一義としてやってきた。
これが全く無くなるゼロになる、ということではなく、
これ『だけ』ではやっていけなくなる、ということだ。
さて、そんな状況の中での春日部アカデミー。
塾として生き残っていくために何をしていくか。
そして、10年後はどうなってるか。
ここで細かくそれを述べていくと長大な文章になってしまうだろうし、
僕の中でもまだ言語化できてないこともたくさんある。
なので、ここでは簡単に、一言のまとめて述べておくにとどめよう。
若干抽象的な内容になってしまうのはお許し願いたいが、
10年後の春日部アカデミーは、
目先のテストができた!目先の受験に合格した!だけでなく、子どもたちの将来までをしっかりと見据え、そこから逆算して導き出された「今必要なこと」を育てる塾。
それは知識だけに限ったことではなく、勉強に対する取り組み方や考え方も育んでいく。
そんな塾でありたいと思う。
そのために、今日も、今も、日々脳みそをフル回転させて、
出来ることの最大限を地道にコツコツ積み上げていく。
夢ばかり語って、その前に消えてなくなってしまっていては元も子もないからね。
10年後。僕は64歳か。
でも、そんなことは関係ない。年齢なんて、ただの数字だ。
命つきるまで僕は春日部アカデミーとともに走り続ける。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!