とりあえず、真島先生が書かれたブログから紹介する。
実はこの動画、僕も見させてもらった。
本当に椅子から転げ落ちてるんだ。
説明されなければ、これがオンラインで授業を受けてる子だなんて全く想像つかないくらい。
そして、この動画をわざわざ送って頂いた真島先生にあてて書いた僕の感想がこれ。
この動画を「オンラインで授業を受けてる子の様子です」と言われて見せられても、信じられない人も多いのではないか。もしくは、「行儀が悪い」「真面目に聞いてない」などの否定的な意見を持つ人も少なくないだろう。
しかし、この子は決して授業を真面目に聞いてないわけではない。むしろその逆で、授業中の先生の話(だけではなく、表情や所作など全てかもしれない)に没頭している。いや体全体でそれに「没入」している。
だからこそ、腹の底から笑い、文字通り「笑い転げてる」のだ。
これは「授業」が一つの完成された「作品」に昇華した瞬間でもある。
授業は単なる「知識の伝達の場」だけではない。もし仮にそれだけが目的であるのなら、参考書や教科書などを読むだけでも十分だろうし、今の時代、それをさらに分かりやすく解説しているWEBサイトや動画なども多数存在してる。
しかし、授業はそこに、伝える「人」、つまり「講師」が存在する。その講師によって、受け手(=生徒)の感情を揺さぶることができる。講師によって作り上げられた世界に生徒を没入させることができる。
そのような、ある意味「非日常」の経験は、生徒にとって貴重な経験になるし、そこで得た知識は深く記憶に根付いていくだろう。勉強に対する否定的な感情も抱かなくなるだろうし、逆に「もっと深く、もっと広く知りたい」という欲求をかき立てられるかもしれない。
これこそが、「人」が行う授業の本来の意義であり、これをより高いレベルで行っていくことが、我々講師が果たすべき義務であろう。
「授業は生徒たちを非日常にいざなうショーである。」
このことに改めて気付かせてもらい、自分を奮い立たせてくれる、そんな貴重な動画だった。
真島先生、どうもありがとうございました!
そう、授業とは「非日常」であり、「ショー」なのである。
僕らがお金を頂いて提供してるのは、
こういう部分も含めてなのだ。
これは、これからもずっと肝に銘じていきたいことである。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!