問題を解き終わった生徒とか、何も指示をされてない生徒が、
ただ何をするともなく、ボーッとしてる。
これ、結構個別指導ではある光景なんじゃないかな。
でも、春日部アカデミーの個別指導では、こういう光景はほとんど見られない。
理由の一つは、そんなことをしてると、生徒と講師の両方に僕からの辛辣なツッコミが入るから、
っていうのもあるんだろうけどね(笑)
そういう時のツッコミは、マジで容赦ないから(笑)
しかし、それだけではない。
我が自慢の春アカ生たちは、自主的にテキストをどんどん進めていくようになっていくんだ。
こちらが特に何も言わなくても。
って書くと、
「講師が教えないのに一人で進められるんですか?」とか、
「教えるのが講師の仕事じゃないんですか?」って思う人もきっといると思う。
特に塾関係者の人たちにね。
けど、少々粗削りな言い方にはなるけど、
僕はその考え自体が間違ってると思ってる。
だって、生徒はテキストに沿って勉強を進めてるのだ。
そこには説明もきちんと書いてある。
もちろん、日本語で。
だから、説明をちゃんと理解できれば問題だって解けるのが当たり前なはずなんだ。
それを、わざわざ講師がそこに書いてある説明とほぼ同じことを説明するなんて、
まずもって、時間の無駄。
そして、もっと危険なのは、
それによって生徒の「自ら学ぶ力」を無駄に削ぎ落してしまうことにもなりかねない。
それはもう、「罪」の領域とすら言える。
子どもはね、我々大人が考えてるよりももっと大きな力を秘めてるんだよ。
僕らの仕事は、それを削ぐことではなく、発掘してさらに大きく育てていくことだ。
だからね、もちろん場の空気の流れ的に最初から説明することもあるけれど、
それはたまたまそうすることもあるって話で、絶対にそうしなくてはいけない、という話ではない。
それよりも重要なことは、
実際に生徒に問題を解かせてみた後に、重要なポイントを確認したり、
もしミスがあったらそのミスの原因を自分で発見させて、それを言葉で説明させる。
それが出来ない場合はこちらが補助しながらミスの原因を一緒に明らかにする。
ということだ。
それを繰り返していくことで、誰もが自発的にテキストを進めていけるようになるし、
自ら学ぶ力も丁寧に開花させることができるようになる。
そんな春日部アカデミーの個別指導、
今のところ授業動画の公開は解決すべき課題がいくつかあるので実現できてないが、
ぜひ一度、直にその目で確かめてみてほしい。
授業の見学はいつでも大歓迎なので。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!