春日部の塾|春日部アカデミー通信

春日部の塾「春日部アカデミー」塾長福地の何でもブログ

【二度と質問したくない】昔、僕が感じた嫌な思いを、生徒たちには絶対にさせない

 

 

昔、自動車教習所に通ってた頃の話。

 

今でも忘れられず、僕にとって一つの教訓になってる出来事があった。

 

 

教習所経験者なら分かると思うが、

 

自動車教習所は実技(車の運転)と学科(道路交通法)の2つのコンテンツがある。

 

その中で僕は、学科のある部分がよく分からなかったので、

 

窓口の近くにあった「何でも質問コーナー」的なところに質問しに行ったんだ。

 

 

あ、思い出した。

 

「駐車」と「停車」の違いだ。

 

 

 

その時のスタッフの対応が、今でも忘れられない。

 

 

 

 

「え?そんなの、テキストの中に書いてありますよ?ちゃんと読んでから質問しに来てください。」

 

 

 

と、僕の顔をまともに見ることも無く、冷たくあしらわれておしまいだったのだ。

 

 

 

 

既に塾の仕事を始めてた時期だったので、

 

この対応をされた瞬間、本当に、心の底から

 

「ありえない!なんてひどい対応なんだ!」

 

と思ったものだ。

 

 

僕にとっては初めての質問で、

 

どうしても理解ができなかったことなので質問しに行ったまでだ。

 

しかも、「分からないことは何でも質問どうぞ」とも言われてたし。

 

 

たしかに、テキストの読み込み甘かったのかもしれない。

 

しかし、それにすら気付くことがその時の僕には出来なかったのだ。

 

にもかかわらず、あの対応。

 

 

あの瞬間、僕のモチベーションが音を立てて落ちていったのを今でも覚えてる。

 

あれ以降、二度と質問をしに行くことは無かった。

 

 

 

 

この経験、今は反面教師として僕の中に生き続けてる。

 

あの時の僕と同じ気持ちを僕の大切な生徒たちにさせたくはない。

 

もちろん、させてはいけないことでもある。

 

 

何度も何度も同じ質問をしに来る生徒は論外ではあるが、

 

どんな生徒からのどんな質問にも僕は体全体で受け止めて、それに答えていく。

 

 

塾講師としては当たり前のことではあるが、

 

ちょっと油断したりすると、意図せずそのような対応をしてしまう可能性もゼロではない。

 

その危機感も常に持ちつつ、である。

 

 

 

以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!