三語短文秀逸作品発表会の36回目。
こちらのパート2に続き、
ここからはパート3。
【お題: ひたる、測定、手を加える 】
一位の快感にひたるために体力測定の記録に手を加える。(中3)
手を加えた体力テストの測定で満足感にひたる。(中3)
身体測定で、身長が0.1cmしか伸びず、絶望にひたっていた。カードに書く時は、少し手を加えて提出しようと思う。(中2)
身長測定の結果に手を加えた中学校の思い出にひたる。(中2)
彼はプールにひたるように浸かりながら、水温の測定を行い、そのデータに手を加えて正確な結果を得た。(中3)
幅跳びの測定で後ろに手をついてしまい、落ち込んだ気分にひたった。しかし、手を加え、記録を書き直してしまった。(小6)
水槽に定規をひたらせて深さを測定したが、上手くできず、私は手を加えた。(中1)
頭まで水に浸り、何秒間息を止め続けられるか測定するのにいい記録を出したいので少し手を加える。(中2)
今日は、身体測定があった。昔よりも背が伸びたなと思い出にひたった。そして身長差が分かりやすいように手を加えた。(中2)
大洪水によって家が水にひたったが、水が侵入した面積を測定すると、少し手を加えれば復旧できそうだと判明した。(中2)
この椅子は私が手を加えて長さの測定や木の加工をしたため出来上がった時嬉しさのあまり喜びにひたった。(中3)
水にひたりながら水の温度を測定するのは難しかったから少し手を加えて測定した。(中3)
【お題: 忘却、いささか、掌をかえす 】
彼女は過去の経験を忘却したくないと言っていたが、最近は掌を返して逆のことを言っていて、いささか理解できない。(中2)
彼は昔の約束など忘却したかのように、掌をかえすような態度をとったのが、いささか残念だった。(中3)
(パート4へ続く)