三語短文秀逸作品発表会の36回目。
こちらのパート1に続き、
ここからはパート2。
【お題: 即した、意図、豊富 】
意図に即した豊富な資料がプレゼンのレベルを上げた。(中3)
【お題: 特有、車内、かき上げる 】
特有な匂いがする電車内で私はその匂いを我慢しながら、頑張って小説を書き上げた。(中1)
特有の匂いがする車内で髪をかきあげる。(中3)
新車の中で髪をかき上げていたら、新品特有の匂いが車内に広がっていることに気づいた。(中2)
【お題: 対面、ひょっとして、配慮 】
ひょっとして対面で話す際は相手の状況に配慮しなければならないかも。(中2)
初めての対面だと思ったけどひょっとしたら前にも会ったことがあるかもしれないので言動に配慮する。(中3)
ひょっとして、彼は久しぶりの対面授業で緊張しているのかもしれない。だから先生は彼の気持ちに配慮しながら授業を進めた。(中3)
友人と対面した後、私は「ひょっとして、配慮が足りなかったかな」と思い、後悔した。(中1)
対面式で先輩と目が合った。ひょっとして先輩は私のことを配慮しているのかもしれない。(中3)
【お題: 思索、表象、口惜しい 】
作品のイメージを思索していた時にいいアイデアが思いついたが、それを表象することが出来ず口惜しく思った。(高2)
思索の果てに浮かぶ表象、口惜しい記憶が胸を締めつける。(中2)
この歴史の表象を感じる建物は思索を深めて造られたようだが、建設中、たくさんの失敗を重ね、口惜しい思いをしたらしい。(中2)
(パート3へ続く)