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【継続のチカラ】第36回三語短文秀逸作品発表会 ~パート1~

 

 

週一恒例「三語短文秀逸作品発表会」。気付いたらもう第36回目だ。

 

週1でやっているのでおよそ9ヶ月間。

 

この積み重ねもやがて確実に大きな財産になっていくだろう。

 

 

今回は合計65作品。前回よりも少々少なめ。

 

しかし今回も5部構成でお届け!

 

 

では本題に。

 

皆さんもぜひお試しを。

 

 

 

【お題: 用件、有無、つがい 】

 

友達がペットショップに行きたいと言うのでついて行ったが、用件はハムスターのつがいの有無を調べるためだった。(中2)

 

先生に「用件の有無は?」と聞かれたので私は「鳥のつがいについて調べたい」と言った。(中1)

 

友達の用件はカブトムシのつがいの有無についてだった。(中2)

 

つがいの鳥に関する用件の有無を確認する。(中3)

 

 

 

【お題: そもそも、際限なく、悠長に 】

 

そもそも天気予報では雨が降るなんて予報は無かったのに実際は、際限なく降っているので悠長に考えている暇はない。(中2)

 

そもそも悠長に構えて仕事を進めず、提出期限に間に合わなかったことが悪いのに、際限なく言い訳をしている。(中2)

 

そもそも資源が際限なく存在することはありえないので、資源の枯渇問題に悠長に取り組んでいる場合では無い。(高2)

 

悠長に際限なくぼーっと時間が流れ、そもそも何をしていたのか忘れてしまった。(中2)

 

そもそも私は際限なく無駄話を続けて悠長に時間を使ってる場合ではなかった。(中3)

 

そもそも彼が悠長に際限なく言い訳を言うのが許せない。(中2)

 

 

 

【お題: 移ろい、外界、邪険 】

 

外界を取り巻く季節の移ろいをうざったく感じ、趣を楽しむ人に邪険な態度をとってしまった。(高1)

 

休日に外界に目を向けて参加した一大イベントで仲良くなった彼女は、最近私に邪険な態度を取っているが、きっと心の移ろいだろう。(中2)

 

季節の移ろいを感じながら外界の音に耳をすませていると、不意に電話の音がその静けさと邪魔した。(中3)

 

 

 

 

(パート2へ続く)