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【「不安」だから塾?】その理由は逆効果になりかねない

 

 

「塾に行こう」っていう動機は人それぞれ、色々あると思う。

 

 

苦手な教科を何とかしたい。

 

得意な教科をもっと出来るようにしたい。

 

テストの成績を今よりも上げたい。

 

勉強の上手なやり方を身につけたい。

 

勉強の習慣を身につけたい。

 

絶対にあの学校に入りたい。

 

 

実に様々だ。

 

 

ただ、もしその動機が、

 

「塾に行ってないと不安だから」

 

というものであるならば、

 

もしくは、いくつかある中でそれが一番大きな動機であるならば、

 

 

 

ズバリ言おう、

 

 

 

塾には行かない方がいい。

 

 

 

「不安を解消してほしいのに、なぜ?」って思うかもしれないね。

 

でも、残念ながらそういう動機で行ったとしても、その不安が解消されることはない。

 

それどころか、もっと大きくなっていくかもしれない。

 

 

 

「安心したい」より「出来るようになりたい」

 

 

昔から、「塾は不安産業」なんて言われ方もしている。

 

人の不安につけこんで、そこからお金を搾取する、というスタイルだ。

 

 

業界人からしてみたらちょっと許せない言われ方でもあるが、

 

客観的に見てみたら、まあそうかもしれないな、と思う部分もある。

 

 

 

だから僕は、そういう風に思われるのが嫌だから、

 

生徒や保護者の不安をイタズラに煽ったりすることは決してしない。

 

ただ冷静に、事実を元に、僕の経験から見えてくることや想定されることを伝えるだけだ。

 

そして、その子の成績を上げていくことだけに専念して、そのことだけを考えて指導していく。

 

ただ、それだけ。

 

 

というか、そのそも「不安解消」だけを望んで来てくれても、

 

たぶん春日部アカデミーは合わないと思う。

 

「そのためだけに来てもらってもねぇ」って僕が思っちゃってるから。

 

そんなマイナスの動機じゃなくて、

 

「出来るようになりたい」「もっと伸ばしたい」っていうプラスの動機を持っていただかないとね、って。

 

 

 

でも、世の中には色々な塾がある。本当に玉石混交の世界だ。

 

中には、生徒や保護者の不安につけこんで

 

授業の追加や色んなオプションコースの追加を勧めてくるところもある。

 

今は以前ほどじゃないかもしれないけど、そういう塾もまだ健在だ。

 

 

そういう塾に当たってしまったら、もう目も当てられないよ。

 

無駄なお金はどんどん払わせられるし、

 

生徒にも(場合によっては親にも)塾に対する依存心が知らず知らずのうちについてきてしまうから、

 

結局最後には骨抜きの状態にされてしまう。

 

塾に通っているうちはまだいいかもしれないけど、

 

そこを卒塾したその先は、

 

ふにゃふにゃになってしまって自走できなくなってる状態が待ち受けてるだけだ。

 

 

 

勉強や受験に対する不安は誰にでもあること。

 

でもその根本的な解決は、塾ではなく、自分の力じゃないと無理。

 

塾は、それを手助けするために、勉強に対する「自信」を感じてもらうことや、「勉強って楽しい」と思ってもらうこと。

 

ひたすらそれをやり続けるだけ。

 

 

そしてそれは決して、取っている授業の数や払ってるお金に比例するものではない。

 

特に授業なんて、「多ければいい」ってもんじゃないからね。

 

「適正な数」っていうのがちゃんとあるのよ。

 

 

 

以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!