三語短文秀逸作品発表会の35回目。
こちらのパート4に続き、
ここからはパート5。最後のパートね。
【お題: げんなりする、ごった煮、つのらせる 】
妻が作るごった煮はおいしくないので、ストレスをつのらせ、げんなりする。
夕飯は好きな物だよ、と言われ、早く食べたいと思いをつのらせていたが、残り物のごった煮でげんなりした。(中2)
ごった煮を朝まで作っていたせいで疲労を募らせ、げんなりする。(中2)
連休はどこも人がごった煮状態で、人の多さにげんなりする人や渋滞に怒りをつのらせる人が沢山居た。(高2)
今晩もごった煮が出てきてげんなりすると、母が怒りを募らせた。(高1)
【お題: 即した、意図、豊富 】
彼の意図に即した豊富な資料を準備した。(中2)
ダイエットを意図した豊富なメニューの中から自分の好みに即したメニューを選んだ。(中1)
僕の上司は仕事の経験が豊富なので彼の意図に即した仕事をした。(中2)
この企画は意図に即したした内容であり豊富な情報が載っていた。(中3)
【お題: 成り立ち、歯止め、噴出 】
火山から噴出し流れる溶岩に歯止めをかけるため、その周辺の地形の成り立ちを調べた。(中2)
漢字の成り立ちが難しくて腹が立ち、歯止めが利かず、文句が噴出してしまう。(中2)
【お題: 用件、有無、つがい 】
要件があってきたのに鳥のつがいに目を奪われた。その鳥たちは美しく仕事の有無関係なく見入ってしまった。(中3)
今回はここまで!
4月から毎日ワークの一環として三語短文を中学生全員必須のものにしたが、
この1ヶ月ちょっとの中で、早くも著しい成長を見せてくれている子もいる。
今回の秀逸作品にいくつも出てきてるとある生徒は、
最初は上手く文章が作れなくて泣いてしまったこともあるそうだ。
その子も今は、こちらが思わず声を上げてしまうほど秀逸な文章を作れるようになっている。
これこそが「継続の力」である。
そして、毎日真剣に取り組み続けていることの成果である。
この子をはじめ、春アカ生たちの進化はまだまだ止まらない。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!